第78回明石公園菊花展覧会。
毎年この時期に開催されているのは知りつつも、特に出かけて見るほど
興味があるわけでもないなあと思っていたのですが、というか今年も
その程度の興味だったのですが、たまたま近くを通りかかったので
今日予定もないしと入って見たところ、これがまあなんと申しますか、
予想外に見所がいっぱいだったので紹介してみようかと思います。
ずらっと並ぶ菊・菊・菊。
写真ではわかりませんが、花ひとつひとつはとてもデカいです。
子供の頭ほど。それも幼児や赤ん坊ではなく、小学校高学年ぐらい
のデカさです。これだけでもかなりびっくり。
育てた人やグループは複数の手になる物なのに、花の大きさや高さが
揃っていて整然と並ぶさまは見ていて気持ちがいいです。
大変に申し訳ないハナシだけれど、真ん中に遺影がありそう、
と思ってしまうスタイル。
今回初めて見て面白かったのが、菊の盆栽。小さい菊の花を使って
まさに盆栽らしい盆栽に仕上げてしまう作品。どういうのかと言うと
真ん中のは「柳作り」というそうです。お刺身みたいな名前だな。
もともと盆栽にも園芸にも知識があるわけでもないし、どうなって
るのかよくわからんのですが、こういう世界があるというコトを
知っただけでも面白かったです。
菊盆栽について詳しくはこちら
さて、菊展といえば菊人形も欠かせませんね(多分)。
つわけで入り口付近にあった虎。
あっ!この後ろ姿は…
なんとミッ×ィーが菊人形になっていました。
顔ハメと並んでいますね。
前に回って顔を見てみましょう。
うわああぁぁあああああァァ
うわあぁああああああぁぁ
SF怪奇映画で植物系の宇宙人に体を乗っ取られた人みたいです。
くるっと振り向いたらこの顔、そしておおげさなBGM。
恐ぇぇぇぇぇぇぇええええ。
これなんかもう、完全に脳髄まで支配されちゃってますね。
などなど見どころいっぱいの明石公園菊花展覧会は11月23日まで開催中!
JRおよび山陽電鉄明石駅すぐ明石公園内にて。入場無料。
その芋やさんのお隣りの、
おばあちゃんが切り盛りしている豆やさんの猫。
ここしょっちゅう通ったりしているけど
初めて見た。
しばらく店頭で店番していたのだけれど
バイクが通り過ぎる時に売り物台の下に引っ込んで
姿を見せてくれなくなった。
いま写真で見てみると首の後ろにちょっと
襟みたいに見える段差があって
着物を着てるみたいだ。
例のお芋やさんのソフトクリーム。
11月までなので意地汚く来るたび喰らう。
焼き芋も食うよ。お店にあった段ボール箱に書いてあった芋の名前が
「里むすめ」で知らない名前だなーと思ったら
調べてみると鳴門金時の中でも最高級種らしい。
検索でひっかかるのは(通販やらを別にして)絶賛の言葉だらけ。
それも納得。
おっちゃんによると不本意らしいけど。
早くも来年のカレンダーを購入。
毎年愛用して4年目のねこまる週めくり。
週単位というのがペースとして適当なのと、
美猫味猫巨猫ちび猫とりどりの猫写真の
バラエティ具合がよろしい。
キャラクターに釣られた魚肉ソーセージ。
なぜ猫なのかは不明。
食料品売り場の、仮面ライダーカブトソーセージの
横にあったので、人間用なのは確か。
練られているのはイトヨリ、ホッケ、タラ
練り物におなじみのサカナですな。
さすがにハモとかサメは入ってないか。
エラやワタを取り去った状態なので謎の深海魚のようですが
カワハギの皮ハガサレ状態です。計画通り、ハチミツを最初に
次いで軽く塩をまぶした鶏ハム式脱水法で試してみました。
冷蔵庫で一晩乾かしたあと、数時間ほど天日で干して完成。
細かい繊維がキラキラと美しいカワハギの身。
味の方もなかなかのものです。自賛もはなはだしいですが
いやほんとうまいよ。
しかしゴハンには合わない感じ。
サキイカとかカワハギロールとか
あぶったものをおつまみとして、特急の車内で
食べても全然かまわない感じ。
つまみとかおやつっぽい甘みと弾力があります。
この甘みが蜂蜜によるものなのか
カワハギの干物本来の物なのかは現時点では不明。
確認するには(1)カワハギを通常塩干し方式で作る、か
(2)アジを鶏ハム方式で作ってみるのが良いと思うのですが
(1)はともかく
(2)は微妙に恐げな結果が待っているような気がします。
ようやく手頃なアジが手に入り、お日柄もよろしかったので干す。
手頃とは言ってもやはり理想よりやや大きい。
あと三重産なのも少し残念。いや、三重がどうとか言っているのではなく
せっかくなら明石産とか淡路産とか近場で取れた物がいいかなーという意味で。
お値段は2尾で298円、この点では文句なし。
塩水につける作業は、サイズの問題上、例のイカナゴタッパーではなく
フライパン使用。ぴったり。
天日でササッと乾かしてしまうつもりが
日が差したのは最初の1時間ほどであとは曇りが続き、今回もほぼ陰干しに。
身の表面が、指で触ってみて軽く跡が残るぐらいに干す。
干し前。
干し後。
見た目も立派に干物らしくなりました。ちなみに腹開き。
アタマは包丁では難しいのでハサミ使用。
今回もちゃんと干物になりました。塩をして干せば干物になります。
当たり前だけれど、すんげーー不思議。
しかし今回もやっぱしょっぱかった。
昔の干物はこれぐらい塩気があったから、スタート地点としては
コレで良いのだろうと思うのだけれど、もちょいうす塩が好みだなー。
しかし塩分濃度が薄過ぎると身に弾力が出なくなってしまうし、
その辺は加減を見ていくしかないのかな。
鶏ハムみたいに塩と蜂蜜をまぶして2日ほど冷蔵庫で寝かせると
どんな感じなんだろう。
甘い干物になりそうなイメージだけれど
鶏ハムは別に身が甘くなるわけではないし。どうかなー。
カワハギあたりは鶏ハム方式いけそう。
根拠はカワハギの身の見た目が鶏ももっぽい、っていうだけですが。
明石の名を冠した竹輪。
原材料のうち魚類としてタラ・サメ・ハモ・イトヨリ。
鯛やタコは入っていないけれど
(入っているのも鯛ちくタコちくとして売っている)明石ちくわ。
練り物にはサメが不可欠というイメージがありますが
実は最近はほとんど使っていなくて、明石竹輪はその使っている方の、
よく言えば昔ながらのちくわなのだそうです。
(魚の棚商店街の情報誌に書いてあった紹介文から引用。裏は取ってません。)
ちなみに味はかなり濃いめにサカナの味がしておいしい。
歯ごたえはかなり固め、コシがあるというか。これも特徴かも。
お値段は一本198円で自分の考えるちくわの価格としては
少々お高い気が。あ、自分の基準はというと5本入り100円とか
ああいうのですんで。
しかし世の中にはこんな竹輪もあったりするからオソロシイ。
ちくわは揚げると独特の食感が生まれてたいへんおいしく
のり弁のアレなんか最高のごちそうだけれど
コレで作ったらどうなんだろう…味はともあれ
モッタイナイ気分が先に立って舌触りは良くないに違いない。
198円でもおそらく同様かと。
ああ、竹輪の磯辺揚げ食いたくなってきたなあ。
みんなで入った居酒屋でマンゴービールなるカクテルを発見。
誰かが頼むだろうなーと思っていたのに、後半戦で自分が頼んでました。
味はといいますと…飲んだ直後は薄めのマンゴージュース。
ああ、フツーに甘いマンゴージュースだなあと思い始めた瞬間に
うわっ!ビールだこれ!!(だからそう書いてあるってば。)
そんな感じで、時間差攻撃でホップの苦みが襲ってきます。
正直、居酒屋メニューには合いません。
というか、まだ肴が来るのに自分のビールが尽きた、なんか頼もう
というときにコレ頼むかと自分。
いや、メニュー取るまでは肴を食べるための飲み物を、と思っていたのですが
お品書きを見た瞬間にそんなことはすっかり忘れて、つい。
酒の上の出来心というやつで。