画寫庵Progressive

松平惟光の写真日言己巾占。

菊の雨

2006年10月30日 | 図画写庵

第78回明石公園菊花展覧会。
毎年この時期に開催されているのは知りつつも、特に出かけて見るほど
興味があるわけでもないなあと思っていたのですが、というか今年も
その程度の興味だったのですが、たまたま近くを通りかかったので
今日予定もないしと入って見たところ、これがまあなんと申しますか、
予想外に見所がいっぱいだったので紹介してみようかと思います。



ずらっと並ぶ菊・菊・菊。

写真ではわかりませんが、花ひとつひとつはとてもデカいです。
子供の頭ほど。それも幼児や赤ん坊ではなく、小学校高学年ぐらい
のデカさです。これだけでもかなりびっくり。
育てた人やグループは複数の手になる物なのに、花の大きさや高さが
揃っていて整然と並ぶさまは見ていて気持ちがいいです。





大変に申し訳ないハナシだけれど、真ん中に遺影がありそう、
と思ってしまうスタイル。


今回初めて見て面白かったのが、菊の盆栽。小さい菊の花を使って
まさに盆栽らしい盆栽に仕上げてしまう作品。どういうのかと言うと







真ん中のは「柳作り」というそうです。お刺身みたいな名前だな。



もともと盆栽にも園芸にも知識があるわけでもないし、どうなって
るのかよくわからんのですが、こういう世界があるというコトを
知っただけでも面白かったです。

菊盆栽について詳しくはこちら

さて、菊展といえば菊人形も欠かせませんね(多分)。
つわけで入り口付近にあった虎。




あっ!この後ろ姿は…




なんとミッ×ィーが菊人形になっていました。
顔ハメと並んでいますね。


前に回って顔を見てみましょう。






うわああぁぁあああああァァ



うわあぁああああああぁぁ

SF怪奇映画で植物系の宇宙人に体を乗っ取られた人みたいです。
くるっと振り向いたらこの顔、そしておおげさなBGM。
恐ぇぇぇぇぇぇぇええええ。





これなんかもう、完全に脳髄まで支配されちゃってますね。


などなど見どころいっぱいの明石公園菊花展覧会は11月23日まで開催中!
JRおよび山陽電鉄明石駅すぐ明石公園内にて。入場無料。


白黒ぼて猫

2006年10月28日 | 図画写庵

その芋やさんのお隣りの、
おばあちゃんが切り盛りしている豆やさんの猫。
ここしょっちゅう通ったりしているけど
初めて見た。
しばらく店頭で店番していたのだけれど
バイクが通り過ぎる時に売り物台の下に引っ込んで
姿を見せてくれなくなった。

いま写真で見てみると首の後ろにちょっと
襟みたいに見える段差があって
着物を着てるみたいだ。

芋屋のソフト

2006年10月28日 | 御飯庵・菓子屋庵

例のお芋やさんのソフトクリーム。
11月までなので意地汚く来るたび喰らう。



焼き芋も食うよ。お店にあった段ボール箱に書いてあった芋の名前が
「里むすめ」で知らない名前だなーと思ったら
調べてみると鳴門金時の中でも最高級種らしい。
検索でひっかかるのは(通販やらを別にして)絶賛の言葉だらけ。
それも納得。
おっちゃんによると不本意らしいけど。



ネコグッズ2題

2006年10月27日 | 図画写庵

早くも来年のカレンダーを購入。
毎年愛用して4年目のねこまる週めくり。
週単位というのがペースとして適当なのと、
美猫味猫巨猫ちび猫とりどりの猫写真の
バラエティ具合がよろしい。



キャラクターに釣られた魚肉ソーセージ。
なぜ猫なのかは不明。
食料品売り場の、仮面ライダーカブトソーセージの
横にあったので、人間用なのは確か。



練られているのはイトヨリ、ホッケ、タラ
練り物におなじみのサカナですな。
さすがにハモとかサメは入ってないか。

干物~第3章(13章まであります嘘です)

2006年10月27日 | 御飯庵・菓子屋庵

エラやワタを取り去った状態なので謎の深海魚のようですが
カワハギの皮ハガサレ状態です。計画通り、ハチミツを最初に
次いで軽く塩をまぶした鶏ハム式脱水法で試してみました。
冷蔵庫で一晩乾かしたあと、数時間ほど天日で干して完成。



細かい繊維がキラキラと美しいカワハギの身。
味の方もなかなかのものです。自賛もはなはだしいですが
いやほんとうまいよ。
しかしゴハンには合わない感じ。
サキイカとかカワハギロールとか
あぶったものをおつまみとして、特急の車内で
食べても全然かまわない感じ。
つまみとかおやつっぽい甘みと弾力があります。
この甘みが蜂蜜によるものなのか
カワハギの干物本来の物なのかは現時点では不明。
確認するには(1)カワハギを通常塩干し方式で作る、か
(2)アジを鶏ハム方式で作ってみるのが良いと思うのですが
(1)はともかく
(2)は微妙に恐げな結果が待っているような気がします。


干物~第二章

2006年10月24日 | 御飯庵・菓子屋庵

ようやく手頃なアジが手に入り、お日柄もよろしかったので干す。
手頃とは言ってもやはり理想よりやや大きい。
あと三重産なのも少し残念。いや、三重がどうとか言っているのではなく
せっかくなら明石産とか淡路産とか近場で取れた物がいいかなーという意味で。
お値段は2尾で298円、この点では文句なし。



塩水につける作業は、サイズの問題上、例のイカナゴタッパーではなく
フライパン使用。ぴったり。

天日でササッと乾かしてしまうつもりが
日が差したのは最初の1時間ほどであとは曇りが続き、今回もほぼ陰干しに。
身の表面が、指で触ってみて軽く跡が残るぐらいに干す。

 干し前。

 干し後。

見た目も立派に干物らしくなりました。ちなみに腹開き。
アタマは包丁では難しいのでハサミ使用。



今回もちゃんと干物になりました。塩をして干せば干物になります。
当たり前だけれど、すんげーー不思議。

しかし今回もやっぱしょっぱかった。
昔の干物はこれぐらい塩気があったから、スタート地点としては
コレで良いのだろうと思うのだけれど、もちょいうす塩が好みだなー。
しかし塩分濃度が薄過ぎると身に弾力が出なくなってしまうし、
その辺は加減を見ていくしかないのかな。
鶏ハムみたいに塩と蜂蜜をまぶして2日ほど冷蔵庫で寝かせると
どんな感じなんだろう。
甘い干物になりそうなイメージだけれど
鶏ハムは別に身が甘くなるわけではないし。どうかなー。
カワハギあたりは鶏ハム方式いけそう。
根拠はカワハギの身の見た目が鶏ももっぽい、っていうだけですが。


明石ちくわ

2006年10月23日 | 御飯庵・菓子屋庵

明石の名を冠した竹輪。
原材料のうち魚類としてタラ・サメ・ハモ・イトヨリ。
鯛やタコは入っていないけれど
(入っているのも鯛ちくタコちくとして売っている)明石ちくわ。

練り物にはサメが不可欠というイメージがありますが
実は最近はほとんど使っていなくて、明石竹輪はその使っている方の、
よく言えば昔ながらのちくわなのだそうです。
(魚の棚商店街の情報誌に書いてあった紹介文から引用。裏は取ってません。)



ちなみに味はかなり濃いめにサカナの味がしておいしい。
歯ごたえはかなり固め、コシがあるというか。これも特徴かも。
お値段は一本198円で自分の考えるちくわの価格としては
少々お高い気が。あ、自分の基準はというと5本入り100円とか
ああいうのですんで。

しかし世の中にはこんな竹輪もあったりするからオソロシイ。

ちくわは揚げると独特の食感が生まれてたいへんおいしく
のり弁のアレなんか最高のごちそうだけれど
コレで作ったらどうなんだろう…味はともあれ
モッタイナイ気分が先に立って舌触りは良くないに違いない。
198円でもおそらく同様かと。

ああ、竹輪の磯辺揚げ食いたくなってきたなあ。

カクテル

2006年10月22日 | 御飯庵・菓子屋庵

みんなで入った居酒屋でマンゴービールなるカクテルを発見。
誰かが頼むだろうなーと思っていたのに、後半戦で自分が頼んでました。
味はといいますと…飲んだ直後は薄めのマンゴージュース。
ああ、フツーに甘いマンゴージュースだなあと思い始めた瞬間に
うわっ!ビールだこれ!!(だからそう書いてあるってば。)
そんな感じで、時間差攻撃でホップの苦みが襲ってきます。
正直、居酒屋メニューには合いません。
というか、まだ肴が来るのに自分のビールが尽きた、なんか頼もう
というときにコレ頼むかと自分。
いや、メニュー取るまでは肴を食べるための飲み物を、と思っていたのですが
お品書きを見た瞬間にそんなことはすっかり忘れて、つい。
酒の上の出来心というやつで。


ガチンコではなくて

2006年10月22日 | 図画写庵

勝負祈願のお寺としておなじみなようですが
ここの由来のものものしさを読むと
勝ちっ子☆大募集 というコピーが浮いて見えます。
あ、☆はないですか。心の目が見ただけ?あ、そう?