そのうまさを認識してしまったので
新鮮で活きの良いのを買うために
HPで入荷をチェックし、魚の棚へ。
しかし新鮮で活きが良いということは
それだけの困難を伴うわけで。
店先の氷を敷き詰めた上に山盛りになった海老たちはじっと動かず、
シメられているかぐったり半死半生だなと安心していたら
お店のおばちゃんがカゴですくったとたん山ごとびちびちぴちぴちざわざわ。
山から路上に飛びださん勢いというか実際に何匹か飛び出したり。
その活きの良さにおびえつつポリ袋に入れて貰えば
持ち手を通してなんだか袋全体が振動しているのがわかる。
しばらくその感覚を腕で感じながら帰路。
冷蔵庫の中で大人しくさせようという低温作戦も
まだまだ元気がいい数匹の海老たちの前にあまり効果なし。
しかもそういうのはきまってデカい。
小さいのはすでに動かず、カラを剥くのも抵抗がないが
デカいのはビシッ!と勢いよくハネる。
小さいのは頭のカラだけを取って揚げ物
デカいのは特に新鮮であるということと、
頭全体を取るから瞬殺出来るというコトから刺身に。
結局全て終了時には心臓バクバク。
あまり生きたままのを、大量に捌いた経験がなかったもので。
そうして出来あがったカワツエビの食卓。
たいへんおいしゅうございましたよ、ホントに!
またやろう。
そうすればそのうち心臓にうぶ毛ぐらいは生えてくるかも知れないし。