画寫庵Progressive

松平惟光の写真日言己巾占。

スタンプフィギュア

2005年09月15日 | キャラクターズ

リクルート発行のタウンワークの表紙で
4~5コマ(週ごとに1コマで一ヶ月で一話完結)で
活躍していたJOBOOB!のスタンプフィギュアが
バンダイさんから出ていたのをつい先日知って入手。

欲しかったねじりハチマキにハラマキの棟梁ジョブーブと
現場監督ジョブーブが出てラッキー。

もともとがこの製品の存在を知ったのが
今週号からイキナリその4~5コマが無くなって
カットだけの登場になってしまったのであわてて
情報を求めて作者さんのHPを覗いてみたら…というわけなので
うれしさ半分悲しさ半分という。

無くなったショックが慰められたというか。

というか、この4~5コマを毎週楽しんでいたと言っても
駅やコンビニのスタンドに置いてあるのを引っ張り出して
表紙を眺めた後、オモムロにもとのとこへ返すという
タウンワーク本誌を作っている人たちにとってはどうなんだという
カタチだったりするわけなんですが。

JOBOOBページ(バンダイ期間限定サイト)

次はアレだ、4~5コマをまとめて書籍化していただけると…

鏡よ鏡、鏡さん

2005年09月15日 | 愚惰噺

初代ウルトラマンや仮面ライダー1号2号の映画版リメイクに続き
なんとあの
ミラーマンが映画化!

その名もミラーマンREFLEX!

…リフレックスってアンタ!ちょっと笑ったよ。
しっかしなんか…微妙なスキマ突いてくるなー。

脳のなかの幽霊・ふたたび(V・S・ラマチャンドラン)

2005年09月15日 | 西洋鏡・紙魚手帖

最初の「脳のなかの幽霊」(ATOKにより<<のの連続>>と指摘)がいつのまにかベスト&ロングセラーになっていたラマチャンドランさんの邦訳第二弾。
ほんとにいつのまにか…で、私は出てすぐに買ったのでよくわからないのですが、いま何版ぐらいなんだろう。

そしてこの第二弾は前回に増してわかりやすく読みやすい…
もともとが一般向け講演原稿(筆記?)なので、基本的にはわかりやすい繰り返し+αなので復習再確認には最適かも。
その点物足りないのも確かですが。
そういう点で「ふたたび」という邦題はかなり適切な感じかと。

作中で言及されている、執筆中の、脳と芸術の関係について書かれるという本に期待ですね。
邦訳時点では現本も出版されていないそうですが……

脳のなかの幽霊・ふたたび

日本の海の幽霊・妖怪(関山 守弥)

2005年09月15日 | 西洋鏡・紙魚手帖

妖怪ブームにのっかってさりげなくいろいろな本が発掘されていたりするのですが(落語ブームに…以下同文)きっとコレも、今野圓輔「日本の怪談・幽霊篇妖怪篇」(以前は教養文庫から発行)を出した中公の編集者氏が趣味まるだしで好機とばかりドサクサまぎれに出したんではないかと思える良作。

これもタイトル通りの直球民俗学本でございます。
伝承の採取先に五島や瀬戸内海が多いのも個人的にうれしいところです。

日本怪奇小説傑作集1(紀田順一郎・東雅夫編)

2005年09月15日 | 西洋鏡・紙魚手帖

八雲、鏡花から始まり、現代作家までの流れを一望し、その作家の怪奇小説の代表作であり初心者にも入りやすい作品を揃えるアンソロジー。

一巻は個人的な嗜好上、全作、またはほぼ全作を読破した作家(内田百間、芥川、漱石、八雲、乱歩、谷崎など。)が揃っているためにやや食い足りない印象ですが、もうすぐ出る2巻(全3巻)になると既読の作家・作品がぐんと減るので、まあそのへんで折り合いアリかなと。

しかし編集方針がスタンダードを選ぶということで、収録作も
谷崎は「人面疽」、乱歩は「鏡地獄」、露伴は「幻談」(2巻)、足穂は「山ン本五郎左衛門只今退散仕る」(3巻)、 小松左京「くだんのはは」(3巻)。
まさに直球。

こういったアンソロジーを組むと、有名作家の新発掘の作品(貴重かもしれないけれど出来はイマイチ)を入れて調和を崩したりしてしまうのだけれど、この本についてはそういった、変なカッコツケはナシなところには大いに好感が持てます。(作品の選定に不満がないといえば嘘になるけれど。)

「日本怪奇小説集全3巻」収録作家と作品