こんにちは。営業統括部のマツダイラです。
実は不肖マツダイラ、先週風邪をこじらせてしまいました-.-。
前職時代に赴任先のシンガポールから帰国して10年、一度も風邪をひかなかったのですが、まさに久しぶりに咳・体のだるさ・そして熱(と言っても37.3度の微熱)に苦しみました。
まぁ、苦しんだというより、風邪の症状を都度思い出しながらの闘病といった感じでした。
インフルエンザではなかったのですが、近頃また流行しているようです。
皆様どうぞご自愛ください。
そして私は明日朝から香港~オーストラリアへ出張に行ってまいります。
さて、先日からお送りしている年始の北陸信越酒蔵巡りレポート。
今回は福井市の「常山酒造」です。
当蔵は実は不肖マツダイラの出身高校のすぐそばにあります。
創業は江戸時代中期、現在生産高は500石と小仕込みですが、酒質には定評があります。
そして何と、蔵を案内していただいた常山専務は高校の後輩でもあります^^。
若き常山専務は某大手清酒メーカーで修行され、昨年より実家である当蔵に戻ってまいりました。
常山専務に麹室に案内されているところです↑
ちょうど、その日の朝に引き込まれた蒸し米に麹を種づけし、山にして寝かせているところでした↓
どこの蔵にとっても麹室は心臓部ですが、当蔵は写真後ろに写っている「麹箱」に温度管理のための面白い工夫がなされていました。
酒造りの情熱を感じる部分であります。
テイスティングは4種。
一番左の特撰純米は、第1回ワイングラスでおいしい日本酒アワードクラス2(現在の大吟醸部門)金賞受賞酒。
実は「クラス2」は価格基準無制限のクラスで、各蔵元の並み居る極上の大吟醸酒の中で、当商品は720mlで1000円というハンディがあっての受賞でした@@。
本当は720ml1300円以下という「クラス1」に出品しようとしたところ、誤ってクラス2に出品してしまったというのが裏話なのですが、
小売価格1000円のお酒がクラス2で金賞を受賞されたのは、まさに「快挙」だと思います。
コンタツオーストラリアがシドニーで運営するレストラン「水月」でも、人気のお酒です^^。