早朝の衝撃

朝の電車。
私の斜め前のおじさんが、新聞を読んでいる。

それを把握するよりも先に、目に飛び込んできたのは、「モンスターペアレント」という番組名。
黄色い四角の中に黒字で書かれている。

同じ枠内のすぐ下には、
「今夜10時放送」
と小さめの文字がある。

なるほど。
皆が今日読むのは今日の新聞なわけだから、“今夜”だけで十分なのだ。

ふと、一つの疑問が脳裏をよぎる。

なぜ、私が真っ先に見たのが「モンスターペアレント」だったのか。

それは新聞のテレビ欄がこちらに向いていたためである。

ではなぜ、テレビ欄がこちらに向いているのか。
おじさんがどこを読んでいるのかを見れば分かるだろう。
と、私は目を凝らしてそちらを見た。

テレビ欄の裏にあるもの…それは一面だった。
一面は、新聞を読む誰もが、必ず目を通すだろう。
一面を読んでいれば、テレビ欄がその人の前にいる人の目に入る。
必然的に、テレビ欄の面の宣伝が目に付くというわけだ。

実際、そのような効果を狙っているのかどうかは定かではないが、すごい。
強く心打たれた朝であった。

新聞よ、私に小さな発見と、大きな感動をありがとう。
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とある人が携帯から我がブログに棲む白ねずみ、フォンダンを見たいということで…。
貼り付けておきます。
こんなやつです。


クリックするとこのブログを読んで覚えた言葉を話します。
　　
これでよかったんだろうか。