**きまぐれCafe**

いらっしゃいまし。こっそりと現れては消える、神出鬼没なカフェへようこそ。

きまぐれCafe、新装開店?

2022-07-31 19:20:43 | PC日記

どうもお久しゅうございます。こちらに移転してから来店された方は初めまして。らいむといいます。

今までお世話になっていたteacupのブログがサービス終了するとのことで、案内に従い、先々週からぼちぼちと移転作業を開始しました。投稿テスト兼ねて、この記事を書いています。

引っ越しならぬ引っ狐しです。

私自身、ブログよりも、Twitterで一言から、ぽつりぽつり、独りごちることのほうが多くなり、なかなか長文を書く機会というのは、バリバリ更新していた時に比べれば、めっきり減りました。

単純に仕事というものを始めて、学生時代に比べて、阿呆やってる時間が減ったというのもありますが、短文でポンポンと手軽に阿呆のカケラを量産できてしまい、それで満足してしまうというのは、時代ですねぇ……(遠い目)

そんなこんなで、teacupブログの閉鎖のお知らせを読んだときには、このCafe自体引き継がずにこのまま消してしまうのか、移転して更新せずともログとして残しておくのか、非常に迷いました。…が、駄目で元々、と移転するかどうか決めるのに、過去記事を振り返っていたらもう駄目でした。

にやにやが止まらないんですね。

過去記事といえば、私の学生時代の阿呆っぷりが凝縮されて、最早発酵してるようなものですが、そのときにどのように日常を捉えていたかとか、どのように世界を見ていたかとか、何を感じていたかとか、当時の友人、知人とのコメントのやり取りが残されていたりだとか。そもそもの目的が、自分の記録用としての日記で、特に誰かにとって有用なことを書いているわけではないのですが、私にとっては現世で過ごした貴重な記録であり、過去を振り返ることができるというのは、なかなか良いものです。

と、いうわけで、過去の記録をこっちにインポートしたのが、二週間前。

先週は絵を描いたりゲームしてサボりのんびり過ごしたので、未だ記事内のリンク先URLも直せていませんが、そこは間に合わず消えてしまったらご愛嬌ということで。(狐なので適当かます気満々)

ブログのテンプレも大して弄れていなかったり、投稿自体も勝手がイマイチ分かってなかったり、主に何処から(PCなのかタブレットなのか)投稿する運用にするのかすら決めてませんが、その辺は、そのうち何とかなるでしょう!!

兎にも角にも、きまぐれCafe、大方移転完了です。

今後もぼちぼち、この世界での記録を続けていけたらと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。


桜守

2021-03-14 16:24:00 | PC日記
「もうそろそろ、咲く季節だよ。」
桜の木々に、声を掛けて回る。

「あったかくなってきたよ。早く起きて。」
まだ寝ぼけ面の蕾たちに、そっと耳打ちする。

「みんな、春が来たよ。」
僕の一言を合図に、ふわりと一斉に花開く。

「今年も、良い春だね。」
桜の木々が、まるで笑ったように、風に揺られて、花弁が舞う。

僕は此処の桜守。
今日もこの世界に春を届ける。
あったかい、やわらかい、やさしい季節。
みんなに、届きますように。




*モデルはこの狐です。
残念ながら自粛中で伺えなかったのですが、「初午きつね展」というイベントの作品紹介動画で一目惚れ、通販でお迎えしてから、いつか描きたいな、と思っていた狐です。
思慮深そうな表情の美少年……!
それを表現するには私の画力じゃ足りないんですけどね…

あの、神社の人が着てる袴とか全然分からなくて、資料片手に頑張りました。持ってて良かった、「和装の描き方」。
絵は完全に趣味なので、難しい理論は分からないのですが、こう、少しでも違和感ないものが描けるように精進したいですね。見よう見まねで。
背景はPhotoshopに入っていたものを調整して合わせてみました。

今年は叶うならば、王子の桜を見に行きたいです。
昨年は、花見の計画はパーになってしまい、秋に「陰陽屋聖地巡礼」と称して、王子を散策しました。(レポートはこちらのモーメントで。)
紅葉はまだ青かったのですが、紅葉は綺麗で、秋の王子を堪能できました。
しかしやはり飛鳥山の桜を見たい!王子稲荷神社の桜の木の答え合わせもしたいし!

桜の下で食ったり飲んだりしなくていいから、せめて散歩できたりしないかな!

+++++
先日、学生時代に書いた記事を見返していたのですが、
いや~全力で阿呆やってていいな!

学生時代の友人のコメントが残っていて、懐かしい気持ちになりました。
このブログを通じて何かを発信するなんて崇高な目的はありませんし、今をログとして記録するだけで自己満の域を出ませんが、単に自身の記録として、これからもぼちぼち残していけたら良いなと思います。

Twitteの知り合いでも、ブログを始めたという話をちょいちょい聞きます。
是非書き続けてみて下さい。後で見返すと、結構面白いですよ。(黒歴史もいっぱい!)

雪ん狐

2020-12-06 23:27:00 | PC日記
知っているかい?雪ん狐の吐く息は、雪の結晶になるんだそうだよ。そろそろ肌寒くなってきたことだし、今頃、立派な結晶を作れるように、練習しているところじゃないかなぁ。


盃の中の宇宙

2020-10-04 23:00:00 | PC日記
紺「月見で一杯、如何です?」



今年の十五夜、中秋の名月も見事でした。
これでも元兎飼いでして、月に還ったあの子を思い出しながら、月面の兎を眺めていました。
天気が心配でしたが、月面の兎が肉眼でもはっきり見えるくらい、澄んだ夜空で良かった良かった。

添付の絵は、現在Twitterのアイコンにしている紺さんです。
(今までのイラストもわりとそうですが、言わずもがな、容量節約のために、クリックで元サイズ表示です)
十五夜前のツイート(宇宙狐、月見酒など)から着想を得て、衝動的に描きました。
水面に映る満月や、一概に真っ暗とは言えない夜空(雲がある部分とない部分とでは微妙に色味が違ったり)、そこに点在する星々を描くのに、あぁでもない、こうでもないと色々試して描いているときが、とても楽しかったです。
紺さんの瞳にも満月を映してみました。(登場人物の瞳に何か映すのも、一度やってみたかったやつです…)ただ、この部分を綺麗に描くには、もっと瞳に寄らないとですね。
また別の機会にやってみようと思います。

今度の満月は、いつかなぁ。

儂と狐と不思議な縁

2020-10-03 18:49:00 | PC日記
もし、話しておきたいことがある。

今年の正月、初詣。
オカンが儂の名前で縁結びの絵馬を書いた。
「絵馬書いてもいい?一応らいむの名前を使うから、許可を得ておこうと思って。」
「別に必要ないと思うけど、まぁ縁結びなら、私が儲かるような縁を祈っておいてよ。縁結びって、恋愛だけじゃないよねー。」

オカンは、たぶん、恋愛的な意味で書きたかったのだと思う。しかし儂は色恋沙汰にさらさら興味がない。ただ、自分の生涯にとってプラスになる縁に恵まれるのは悪くない。そう思って、かなり軽い気持ちで了承した。

それ以降だ、自分の周りで、不思議なことが起きたのは。
儂は、Twitterをやっている。
オンラインの知り合いがぽつらぽつらと始めたのをきっかけに、当時の流行りに乗っかって、アカウントを作成してから、彼是10年以上経つだろうか。
Twitterでのスタンスは、情報収集を主な目的としていて、要するに「ROM専」である。
最初こそ、フォロー祭りやなんやと参加したり、ドラマを見ながら実況ツイートをして、それをきっかけに知り合いが増えたり、交流をしたりしたものだが、最近は、最初期のフォロワーというのも、皆歳を重ね、社会人になり、(そもそも儂も学生から社会人になっているので、当たり前なのだが。)呟く頻度が下がったり、自分自身もTL覗く頻度が下がったり、なかなか、「ツイートに返信して交流する」ということは難しくなっていった。

特にその日も、誰に向けるでもなく、好きな作品について呟いた。
「陰陽屋へようこそ」から始まる一連のシリーズものの小説である。(「陰陽屋シリーズ」と呼んでいる。)元ホストのイケメン(?)陰陽師と妖狐の少年が王子を舞台に駆け回る、人情ミステリーだ。
するとなんと、その作者である天野頌子先生から、引用リツイートされたのだ。


陰陽屋がドラマ化されたときに、そのプロデューサー(?)のTwitterアカウントからのリツイートで天野先生のアカウントを知り、フォローしていた儂は、時々、天野先生が読者やファンのツイートに対し、引用RTでコメントをしているのは知っていた。
しかし、まさか、自分が引用RTされようとは……不覚である。もっと真面目な感想をツイートするべきであった……orz

後悔先に立たずとはよくいうもので、くよくよしていても仕方がない。
嬉しさと後悔が混じった複雑な感情のまま、儂は天野先生の引用RTに返信をした。
そうしたら、その返信に♡が付いた。
「引用RTだけでなく、返信に♡まで…!読んでくれたんだ…!」
好きだということを真っ直ぐに出せば、伝わることもあるのだ。と、柄にもなく舞い上がった。

それから、度々天野先生との交流は続き、数か月が過ぎた。
特に王子のお花見スポットとして、陰陽屋にも登場する飛鳥山を薦めていただいたのは、嬉しい思い出である。

新たなウイルスが蔓延し、世間が自粛自粛と騒ぎ立てる頃。
一時的にではあるが、職場も緊急体制を敷き、職場に行くことができなくなった。

「暇だ……」

仕事があればあればで、休みたいと常々思うものだが、なければないで、暇である。
こういう時、優等生諸君は昼夜勉強に明け暮れるのであろうが、あろうことか儂は暇を持て余していた。好きなだけ寝、好きなだけ遊び、好きなだけだらだらする、呆けた日々を過ごしていた。

と、ここで、ある思い付きがひとつ。

「儂は、どれだけの人間と、仲良くできるだろうか。」

今までは特にヒトとの交流に興味はなく、社会人として、仕事をこなす上で、最低限のコミュニケーション能力があれば、良いと思っていた。
しかし、そのコミュニケーション能力を別のこと…例えば、Twitterで使ってみたらどうだろう。輪が広がるだろうか、新しい分野や興味に行きつくかもしれない。
折角社会に出て、最低限はコミュニケーションを取れるようになったのだ。それがどこまで通用するか、試してみるのも悪くない。

「これは、実験だ。」

なんとなく、ただ見るだけでなく、気になった作品に、引用RTで感想を送ってみた。
直接のリプライでなく引用RTなのは、RTと感想を同時にしたかったのと、口調にこだわりたくなかった(他人へのリプライで敬語ではないと失礼だが、感想をストレートに伝えるには、敬語でないほうが都合が良いこともある)のと、此方が勝手に話のネタついでに呟いていることで、相手に反応を期待しないという消極的な意味合いがあったからである。

しかし、ここでも、儂は運が良かった。

感想を送った何人かから、フォローされてしまったのだ。
しかも、引用RTにもかかわらず、♡や返信を飛ばしてくる者までいた。

おいおい、嘘だろ……

こんなに簡単にヒトと交流ができて良いものか。
今までの気苦労は何だったのか。

それからというもの、かなりゆるく、様々な分野の人間たちとの交流は続いた。
続けていくうち、フォロワーのフォロワーといった繋がりなどから、新たな繋がりも増えた。

おすすめの店や、行ってみたい場所、見てみたい景色、今まで知らなかったこと、食べてみたいもの、色々な知識が増えた。
呟きの本題とは関係ない話も交えるうち「この人は、こういう考え方なんだ。」とか「こんなこと知ってるんだ。」とか「こんなふうに世界を見ているんだ。」とか、「こんな作品を創るのか。」とか、知れるのが、兎に角面白い。

それに対して思ったことを伝えるときは、ストレートに、伝える。
真っ直ぐに、届くように、それでいて、失礼のないように、伝える。


それに対して返ってくる反応がまた、楽しみだ。

どのような言葉にするのが効果的か。
言葉で伝えきれない部分については、どう表現すれば良いか。

なんて考えるのは、異星人と交流しているようで、面白い。

まぁ、どちらかというと儂が異星人なのだが。
自分自身が人でない、例えば妖という前提で話すようになってから、見える世界も、少しずつ変わってきた気がする。(最近現実世界でまぁ現実離れした事態が頻発しているのだが、ここでは話の本筋から逸れるため、ここでは語らない。

人類諸君、いつも儂のくだらないツッコミや返信に付き合ってくれてありがとうございます。
これからも、あなた方が創り出す愉快な世界を、楽しみにしています。

かくして、儂の実験は続く。
以上。