**きまぐれCafe**

いらっしゃいまし。こっそりと現れては消える、神出鬼没なカフェへようこそ。

ドラマ「3年A組」が想像以上だった件

2019-03-12 00:27:00 | TV、ラジオ日記
本日、最終回の録画を観ました。
正直、初回は見るの迷っていたくらい、興味は薄かった。
教師が生徒を人質に立てこもり~ってただの狂気ドラマかな、程度だったので。(「悪の教典」みたいな、ただただ胸糞悪い感じだったら、嫌だなー…と思ってた。)

まぁ初回だけ見て、胸糞悪かったらやめよう。くらいの気持ちで見始めた。
しかしこのドラマ、見続けさせる仕掛けが上手かった。

一話完結ではなく、全話通して謎を解いていく系の話って、いつまでも謎を引っ張って引っ張って、最後にやっとすべてが明らかになるようなのが多いのだけど。

毎回少しずつ事実が明らかになり、それとは別に新たな謎が提示され、次の回でまたその謎が明かされる……の繰り返しで、「次は何が分かるのか。」のわくわく感は今期一だったと思う。
そして、最もすごいのが最終回までの伏線の数々。
先程、毎回事実が明らかになる、と書いたが、実はこの事実が二転三転する。
物語を通して、クラスメイトが亡くなった事件の謎を解くことが目的となっているが、原因となったフェイク動画を作った犯人(=生徒を殺している?)をあぶりだすために、SNSに投稿した動画(犯人と思われる人物と亡くなった生徒が映っている)について、犯人がAだった、実はBだったと、ころころと変わる。
これに合わせて、SNS上の反応も変わる。(最初はAを殺人犯だと叩くが、実はBだと分かるとBを叩き出す)

しかし、この動画自体が事件とは何の関係のない”作り物”だということが最終回で明かされるのだ。

主人公の教師、柊は、「自分が何も知らない他人のことを言葉の刃で傷付けるな」とSNS上のライブでSNSの住人を批判する。
真っ直ぐ、画面の前の、此方を見て。

すごい。

これ、こうしてネット世界を放浪している、我々視聴者に訴えているんだ。

ネットの世界では、いわれのない誹謗中傷で傷付いている人も多いと聞く。
SNSがコミュニケーションの中心になりつつある現代だからこそ、放送する意義のあるドラマだったんじゃないかと思う。
自分も一度、投稿する前に見直さねば。見えない相手だからこそ、慎重に言葉を選ばなくては。

*何がすごかったって、こんな時間に何か月も更新してなかったブログを更新させるくらい、すごかったってことです。久々に良ドラマに出会えました。
寝ます。(眠気による語彙力の低下)

ナイチンゲールのその後

2009-10-11 21:59:00 | TV、ラジオ日記
学部卒から研究○○という職種を募集してる企業を見つけるとテンションが上がります。らいむですこんばんは。
院卒と競り合って受かるかどうかは別として、挑戦してみる価値はあると思います。
いくら受けたって受験料がいるわけじゃあなく。また、合わなければ、どのような職種でも落とされることですし。

+++++
一昨日、ちらっと此処を覗きに来たらすごい訪問者数だったんですけど……これ、期待されてたんでしょうか。「ナイチンゲールの沈黙」効果ですか?白鳥田口効果ですか?

すみません…すぐに感想書けなくて。
いい加減リアルタイムで更新できればいいんですが、当日は番組終わってから友人と語りつくし、昨日は時間自体が取れなかったりと、気付けば時間が経ってしまっています。

「いや、あんたの感想なんて期待してないから。」って方もたくさんいることでしょうが、期待されていると都合の良い方向に解釈して、一昨日のスペシャル番組「ナイチンゲールの沈黙」の感想をつらつらと綴っていきたいと思います。

最初のほうに、ぐっちーの「あいつだけは勘弁して下さい…!」みたいなセリフがあったじゃないですか。いきなり白鳥フラグが立ったので、のっけからテンションがめちゃくちゃ高くて、父さんに「騒ぎすぎ。」と注意されてしまいました。
期待を裏切らず、連絡もなしに唐突に病院にやってくる白鳥、最高だ(笑)

加納玉村コンビ出ましたね。いや、名前は出てませんが…院内で聞き込みしてる刑事の2人組、あれが加納玉村コンビで間違いないですよね?
自分の中のイメージとぴったりで、少々にやけました。加納さんクールだし、タマもタマだなぁと。
あれは本当にぴったりです。ドラマ中に名前が出なかったのが残念なくらい。

残念だった役といえば、瑞人くんが少し大人過ぎたんじゃないかと。
瑞人くんが、かっこよくて、年の割に大人っぽい子なのは確かにそうなんですけど、あれはどう甘く見てもせいぜい高校生ですってば。中2(14歳)には見えませんて。
小児科にいることが違和感ばりばりです。“大人っぽい”というより、“大人”でした。

アツシくん、可愛すぎ。
あぁいう純粋な子見るとほっとする。
「シトロン星人であります!」とか可愛いよー。
そうそう、話の中に、ハイパーマン・バッカスというのが出てきますが、あれ、結構シビアなヒーローものなんですね。原作によると、正論を言う宇宙人“シトロン星人”を酔っ払って変身した“バッカス”がやっつけるというね。どう考えても大人向けな番組だろう(笑)

原作でもある場面ですが、子供(たぶん原作で言うヒデマサくん)相手にハイパーマン・バッカスの知識をすらすらと披露する白鳥はいろんな意味でかっこよかった(笑)

あとは…小夜さんの歌かな。
原作では、ある不思議な効果もある小夜さんの歌声。(実は脳が反応を示しているのは、この効果のせいなのですが。)
なかなか綺麗に表現されていたのではないでしょうか。
ただ、原作の“歌が上手い”という設定を知らないと、ただ歌ってるだけにしては、エコーがかかりすぎているので、不自然に聞こえてしまうようでしたが…。

それから、例によって白鳥がぐっちー宅にお邪魔するシーン。
やっぱり、このシーンは何度見ても美味しい。
白鳥の茶碗と箸がちゃっかり置いてあることについてぐっちーの一言。

「捨てちまえ!」

には爆笑ww

此処までいろいろ語ってはみたものの、やっぱり最後は白鳥でした。
個人的に最後の「もう来ちゃったもーん。」がクリティカルヒットしました。
ぐっちーに有無を言わせぬ前にすぐ行動。これぞ白鳥。
今日も冴えわたるゴーイングマイウェイ精神!

ラスト、ぐっちーが白鳥の荷物運んでるシーンは私の中でベストシーンです。
※またしても自作絵で失礼します。

もうこのコンビでどんどん活躍すればいいよ。

スペシャル版で、何事もなく終わるかと思えば、ちゃっかりジェネラルフラグ立ってましたよね。
そのあとすぐに宣伝やるかと思いきや、ありませんでしたけど…

連ドラでも今回みたいな特番でもいいから、やってくれませんか。
映画版の阿部白鳥も好きなんだけども、仲村白鳥のほうがゴーイングマイウェイ思考が強いような、ぐっちーの考え無視でぐいぐい引っ張っていくというか、押せ押せな感じというか、自分の中の田口白鳥コンビ像に近い気がするんですよ。
映画版は、田口が女性だから、その辺の違いもあるのだろうか。女性相手に押せ押せだと行き過ぎると変態になってしまうとか。原作はそもそも男同士ですしね。

ドラマ版コンビでも見てみたいですね、「ジェネラル・ルージュの凱旋」。
そしてフジテレビさん、ドラマ版ジェネラルをやるときは、加納玉村コンビも名前出しましょう!←

ナイチンゲールの前夜祭

2009-10-08 21:45:00 | TV、ラジオ日記
なんだか此処に顔出すのお久しぶりですね。
しかし落ち着いたというわけではなく…むしろ追い詰められている気が致します。早めからエントリー受付なんて有難迷惑ですよー。(棒読み)

そんな私情はさておき、いよいよ明日「ナイチンゲールの沈黙」が放送ですね…!
いやぁ早い!時が経つのは早い!あんなに心待ちにしていたというのに、もう明日ですか!
舞い上がった勢いで記念絵描いてしまいました。「ナイチンゲールの沈黙」で謎解きに挑む4人です。


※少し拡大したもの。

左から、白鳥、田口、玉村、加納……のつもり。あくまで私のイメージなので、なんとも言えませんが…!(苦笑)
白鳥さんはドラマ版をくんでる部分が多少あるものの、あとはほとんど私的イメージです。加納さんとタマに至っては、服装は原作見直してみたが初描きという……。((

活字からイメージ掴むのは難しいです。
そして描き分けるのも……orz

白鳥田口コンビも好きだけど、加納玉村コンビも好きです。出ればいいのに……と淡い期待を抱きつつ、明日の放送を楽しみに待ちます。

最強コンビ

2009-09-16 14:39:00 | TV、ラジオ日記
見 ま し た か ?
何をって、昨日の「チーム・バチスタの栄光SPECIAL~新たな迷宮への招待~」に決まってるじゃないですか。
ドラマ版田口白鳥コンビが復活しましたね。仲村さんの白鳥に伊藤さんの田口、このコンビ大好きなんですよ!映画版の阿部白鳥も好きなんですが、仲村白鳥もかっこいい!←

昨日のSPは厚生労働省に呼び出された田口と白鳥が、バチスタスキャンダルのことを話す…といったドラマ版を振り返るような内容で、ほとんどが連続ドラマのダイジェストでした。
1話目見てない私としては、田口と白鳥の初対面シーンが見れて良かったかなぁと。
それ以外は見たシーンでしたが…氷室先生と田口ファミリーで鍋(豚しゃぶ)のシーンがまた見れたのは嬉しかった。あれは一番和むシーンですよね。(笑)

今回新たに加わった部分では、ぐっちーがチーズケーキ食べるシーンがなんとも…v
「ケーキどうぞ。」って勧められたときのあの嬉しそうな顔がなんとも…v
お金が苦しくて普段ケーキあまり食べられないんですね。そうですね。

しかしケーキ勧めといて話も進めるとは何事か…!(^p^;)
食べれないじゃないか…!(苦笑)
そんなシーンが2回あったからなぁ…どういう嫌がらせだ(笑)
3回目はもう話しながら食べてましたよねぇ…あのシーンはもう「ぐっちー、やっと食べられて良かったねぇ!」の一言に尽きる!(笑)

そしてやはり白鳥オチきた。
30何万円かを自腹てwwチーズケーキ食べながら「それは調査には関係ないですよ。」なんて軽やかに、そして(チーズケーキがよほど美味しかったのか、)にこやかに否定するぐっちーがすがすがしくてよかったです^^


それでもって、何より気になるのは続編「ナイチンゲールの沈黙」!

今回のサブタイトルが“新たな迷宮への招待”だから、何かあるんじゃないかとは思っていたがまさかの続編!
いやぁ…めちゃくちゃ嬉しいですよ。そりゃあもう!

しかし脳神経外科でしたか?原作には出てない気がするんですが…
原作は、小児科と救急が並行したような話の運びだったような…。そのうち、小児科での出来事が中心に描かれるのが「ナイチンゲールの沈黙」で、救急での出来事が中心に描かれるのが「ジェネラル・ルージュの凱旋」。

これはちょっと違う展開になるんだろうか…

まぁどんな展開になろうとも、加納玉村コンビは登場希望です。
タマとぐっちーのシンクロ(※水泳じゃないよ)を見てみたい←
「ナイチンゲールの沈黙」は、田口白鳥コンビとは別の視点から捜査を進めているコンビがいるということが最大の特徴だと思ってます。

そしてそのコンビがどことなく田口白鳥コンビに似ているというのがまたいい…!

映画のジェネラルでは加納玉村コンビについては全く触れられなかったので(どちらかというとこのコンビはナイチンゲール寄りだと思ってます。映画ではナイチンゲールに関わるところはすべてカットされてました。)、期待が高まります。

ナイチンゲールの沈黙と言えば、冴子さんと小夜さんの歌も、どう表現されるのか気になるところです。
あれはどうなんだろう…まさかカットは…ないよな?あれはわりと重要なんじゃないかな?
文章では伝えられるけど、映像では表現しきれない部分って結構ありますからねぇ。
うーん…どうなるんだろう。

何はともあれ、10月9日午後9時が待ち遠しくて仕方ありません。

魍魎の匣

2009-01-04 13:54:55 | TV、ラジオ日記
昨日自宅に帰宅。やはり此処は落ち着く。
家には何も食料が残ってないので、外で食べてから、録画しておいた映画「魍魎の匣」を見る。
兎に角、俳優陣が豪華。
阿部寛に堤真一…かっこよすぎです!
時代背景もちょっと昔ってところが素敵。

内容は、期待してた割にはちょっとイマイチでしたね…。
以下言いたいことつらつら。

+++++
・阿部寛(役名忘れた)の、他人の記憶を見ることができるという能力を生かしきれてない気がする。もっと使ってくれ。(かっこよかったから)

・京極堂(堤真一)・阿部寛・関口の3人の関係聞き取れないww

・京極堂いいなーかっこいいなー。

・結局、魍魎を一か所に集めたのは何のためだったのか。

・バラバラ死体の描写がグロイ。最後のほうで阿部寛が見つけた、頼子の手足なしで血がドバーッが特に。(手足なし=乙一の「暗黒童話」を思い出した。)

・あんなに出血してるのに、頼子が久保に(ズズッズズッて這ってって)噛みつけたのが不思議。でも、阿部寛が助かったからそれでよし←

・そもそも、箱形の建物に京極堂・阿部寛・関口・京極堂の妹で一緒に入ってったはずなのに、いつの間にか阿部寛だけ別行動になってるのはなぜ?

・結論としては、人体実験してたってだけですか?

+++++
非常に流れが分かりづらかった。原作は上中下巻、もしくはもう少し分厚いので上下巻だというから、やはり2時間ちょっとにまとめるために、いろいろ間をはしょってしまって、分かりづらくなってしまってるんですかねぇ。残念です。

あれだけヒットして映画化、アニメ化、漫画化されてるんだから、面白くないわけではないと思うんですが……
いつか原作を一度読んでみたいですね。設定やら、世界観は好きなので、原作に期待です。