☆秘伝 湘南ではたらく税理士のblog☆    ・・・職人税理士の勘どころ・・・

湘南地区!?小田原で事務所を構えるローカルな税理士です。

気まぐれなまま、言葉を連ねています。。。

社会保障費削減のシーリングが合意だって・・・

2008-07-26 11:59:23 | 政治
額賀福志郎財務相は25日午後、舛添要一厚生労働相との会談後に記者会見して

2009年度予算の概算要求基準(シーリング)において社会保障費の自然増を

2200億円抑制することで合意したと発表しました。

この結果、社会保障費の増加額は、自然増8700億円から2200億円を

差し引いた6500億円となります。

額賀財務相は

「社会保障は2200億円の削減を行うことが基本であり、その実現に向けて努力

 する必要がある」と強調。

ただ「仮に社会保障に関連して新たな安定財源

つまり税制上の措置が確保された場合には、その取り扱いについて必要に応じて

予算編成過程で検討していく」とも付け加えています。

でも結局は。。。

基礎年金国庫負担割合の引き上げ、少子化対策、高齢者医療の見直しなどの

取り扱いについては「概算要求基準上、別途検討課題とすることにした」と

煙に巻いていました。(出所:ロイター)

どうやら、医療政策も含めて社会保障制度が歪んでしまっている今日

それでも社会保障費削減を進めるようですね。

変なところできっちりしているというか・・・

財政が逼迫しているのも事実

医療費削減が様々な問題を引き起こしているのも事実

なんで根本から見直さないのか。。。

国民は今をどのように生きるかでもがいているんです。

医療費削減政策の煽りを受けているのは

今日、この時、病などで苦しんでいる国民なんです。

数年先ではなく今日であり、明日が問題なんです。

規制緩和の旗振りのもと、改革というものが進んだかのように見えます。

確かに進んだ部分もあります。

しかし、重要なところは以前としてそのまま・・・

結局、着手しやすい部分だけ規制緩和が進んでしまって・・・

その歪はすべて国民が被る。

やはり、おかしい気がします。

・・・すべてはクライアントのために・・・

近藤誠一税理士事務所http://www.kondokaikei.jdlibex.jp

つづく。