☆秘伝 湘南ではたらく税理士のblog☆    ・・・職人税理士の勘どころ・・・

湘南地区!?小田原で事務所を構えるローカルな税理士です。

気まぐれなまま、言葉を連ねています。。。

医療機関の最新リスク・マネジメント

2006-07-25 10:07:17 | Weblog
・・・私の研究テーマの周辺領域から・・・

Stanford Unv.の医学部がオペの際に医療用具を

患者の体内に忘れるアクシデントを防ぐために

ICカードやペットの迷子防止用埋め込みチップに用いられている

小型発信機内蔵のガーゼ類を患者の腹部に留置し

体外から検知する臨床実験に成功したというPaperを専門誌に発表しました。

どのような臨床実験だったかというと

消化器のオペを行った8人の患者の協力を得て、『RFIDタグ』と呼ばれる

およそ1cm四方の電波発信機を付けたガーゼ類を1~2枚残した状態で閉腹。

続いてガーゼの位置を知らされていないドクターが検知機を患部にかざして

ガーゼを検知するというもの。

結果3秒以内に全部のガーゼを検知することに成功したということ。

アメリカでは1/10,000の割合で医療器具を患者の体内に置き忘れる

アクシデントが起きているという統計があります。

その2/3以上がガーゼやスポンジなど。

現段階では鉗子などの器具にはRFIDタグが収まらないという状況があるのですが

医療機関のリスク・マネジメントの有力なツールとなり得るのではないかと

期待できます。



・・・すべてはクライアントのために・・・

近藤誠一税理士事務所http://www.kondokaikei.jdlibex.jp

つづく。