欧さん在(今度は)北京→帰国・東京

知り合いの方に近況をお知らせします。知り合いでない方にはすみません。

今年もありがとう

2013年12月31日 | グルメ
2013年の大晦日も北京で過ごすことになりました。
20世紀には、
5年も続けて異郷で正月を迎えるなんて、考えたこともありませんでした。

僕あたりがこんな生活を送るというのも、
国と国の距離が近くなっているからだと思います。

その証明としてこんな写真を撮影してみました。



ベルギーのビール、日本酒、そばつゆ。。。
みんなこちらのスーパーで買ったものです。
北京で年越し蕎麦、そこそこいけました。かけそばですけど、晩酌もついて。

ははは、つまり大晦日に少しぜいたくをしてみたという報告でもあります。
3本のピンものは、それぞれこちらの庶民向け地元ビール10本分に相当する値段でした(涙)。距離は近くなっても、価格差はまだ存在するわけです(笑)が、それでも、以前に比べるとずいぶん縮まったそうです。

というわけで、時代の歯車は確実に回っています。


SAYONARA2013!

ビンタンフールー

2013年12月28日 | グルメ


冰糖葫蘆(ビンタンフールー)です。

北京の冬場の代表的なお菓子です。
ヨーロッパのりんご飴などと同じく、フルーツのあめがけです。
サンザシの実を串にさし、あめをかけてあります。
いちごだったりキウイーだったりもします。

で、
会社の近所のスーパーでは冬場のみ
店内に専用の屋台を置いて販売しています。
北京っ子がうれしそうに買ってきて、僕にも1串くれました。

外で売っているのとの違いは袋に入っていて、
さらにオブラートで包んでありました。紙袋にくっつかないためかと思いましたが、
その北京人には、表で売っているのは衛生的でないので、
こういうスーパーのものを買いなさいと言われました。
ほこり防ぎだったのかもしれません。


ところで、
暮れの28日に地下鉄8号線が南鑼鼓巷まで延伸して、
什刹海という駅が新しくできました。
鼓楼などに行くのがとても便利になりました。



ちなみに、
昨年6号線が開通したのも12月30日でした。
日本の年度末と同じ考え方で、
こうした工事では、「2013年に開通した」ということが大事なようです。

鍋料理始めました

2013年12月21日 | グルメ
いや、別に年中あるんですけどね。

このところどんどん寒くなってきて、氷点下9度とかの日が続いています。
そして、こちらには忘年会という概念はないのですが、
まわりが日本人や日本語関係者なので、
なんとなく、忘年会的なものを実施したりしています。
これらの理由で、最近は鍋をよく食べています。
鍋の季節だな~としみじみ思うわけです。

もう何度も紹介した羊しゃぶしゃぶです。



この店では、冷凍肉のスライスばかりではなく、
北京伝統の生羊肉スライスがあるのがウリです。
そして、最近はそれをパフォーマンスにしているようです。
以前はやっていなかったのですが、
このようにその場で切ってくれます。
やはり、現場の生肉はしゃぶしゃぶしてもジューシーで美味です。



上の写真、北京っ子に見せたら
「わー、懐かしい」
との反応でした。


そして、こちらは貴州省の名物料理酸湯魚です。
真っ赤なスープが辛そうに見えるかもしれませんが、
トマトスープで全然辛くありません。
それより、とても酸っぱいです。これが温まっていいです。
魚はナマズですね。美味いです。



そして、初めてマオタイを飲みました。
といっても、マオタイ・ビールの方ですが(笑)。
これも美味かったですよ。


寒くても青空がいい

2013年12月16日 | 日記
このところなかなかの冷え込みです。
西風が吹いて冷たいです。

そのぶん、スモッグがなく空は晴れ渡っています。



そして、故宮のお堀にあたる筒子河や北海なども凍りました。
写真ではわかりづらいかもしれませんが、
まだ薄氷ですが全面氷結しています。


今度は切り紙も

2013年12月15日 | 日記
前回に続いて、今度も講座です。

また北京市の講座活動に参加してきました。
今度は、中国切り紙です。

切り紙の歴史や、いろいろな地方ごとの特色、技術など
とても興味深い内容だったのですが、
外国人はそんなことより実技がやりたいだろうと、主催者側が気を利かし、
先生の説明はごく簡単なもので、実技を多く用意していました。

しかし、先生の話はおもしろく、
僕はもっとじっくり話を聞きたいところでした。

その短い話の中では、
北京市対外友好協会のスタッフの英語力が印象に残りました。
発音などはネイティブではなく、後から勉強したものなことが分かりましたが、
さすが文化面について長いキャリアがあるのでしょう、
難しい切り紙独特の言い方や、絵柄に込められた意味などを
次々と的確に翻訳していました。

海外での活動に参加することが多いという先生も、
これには驚いていました。
絵柄に使われた花や動物の名前が、めでたい言葉と音が同じ、かけ言葉になっているなど、
外国人にも分かりやすいように見事に翻訳していました。

通訳・翻訳では、聞き手、読み手がどの程度の知識を持っているかを考えて
その人たちが的確に意味をつかめるようにしなければなりません。
話し手の言っていることを100パーセント翻訳すればいいというものではないのです。

ちょっと、その点でも勉強になりました。

さて、その時の写真です。

まず、僕の作品。子供が手をつないでいるというもの。
小学校低学年レベルですよね、出来は。。。。



そして、先生の作品。
鳥の巣競技場に、縁起のいいものが散らしてあります。



そして、受講した外国人のみなさんも撮影に熱心でした。
今回はネタが切り紙なので、
やはり女性が多かったですね。