オリンピックがはじまりましたね。

オリンピックが始まりましたが、
こちらでは、やはり中国中心に放送しているので、
日本のようすは今一つ伝わりません。



北京の大繁華街・王府井には中国チームのユニフォームが。
写真では見えませんが、肩のところから龍の字をデザインしてあるのがポイントとか。
龍年ですしね。



あとは、やはり暑い日が戻ってきたり、また雨が降ったり、
なんか忙しい今年の夏の天気です。
北京は、日傘で日焼け防止という女性が多いですね。
本当に日差しがきついですからね。

会社帰りの楽しみ

夏の長い北京ですが、
夜の楽しみはやはり、会社帰りの一杯。
あ、これは日本にいたときも同じでしたね。
違うのは、飲む場所と値段。
日本のように居酒屋のない北京では、
庶民は家庭料理の店などで簡単なものを食べながらビール、です。

あるいは、歩道にプラスチックのテーブルやいすを並べて、
串焼きを食べさせる「大排档」、つまり屋台で一杯やります。



夜になるとこうした屋台がどーんと並ぶ集中区があって、それはにぎやかです。
雨の少ない北京では、露店で夕涼みしながらのビールは本当に気持ちいいです。

食べものは簡単です。
この日、僕らが注文したのは、串焼き数種類と枝豆、ゆでピーナツです。
中国にも枝豆があるのか、と驚いた人もいるのでは。
これらをつまみながら、薄いビールを飲みます。
これに慣れてしまうと、日本のビールがやたらからく感じるようになります。



ところで、
雨が少ないはずの北京ですが、今年は様子が違います。
土曜日に続いて、今晩も大雨になるようで、早めに帰宅させられました。
今後しばらく雨の日が多くなるようです。
昨年の夏もそんな時期がありましたが、屋台街は少しの間おあずけです。

雨後の青空

昨日は大雨だった北京です。

昼前から降り始めた強い雨は深夜に峠を越すまでに、市内平均で２１５ミリ降りました。
日本人には、その程度かと思われるかもしれませんが、
年間降水量が６００ミリ程度の北京にとっては、
年間の３分の１が１日足らずで降った計算です。
道路が水につかり、ひどいところでは水深が５メートル以上となったそうです。
水没したクルマの中で溺死した人など、１０人が命を失いました。

僕は、大雨になるのが分かっていたので、出掛けませんでした。
「宅了一天」ですね。

今日は一転して、いい天気です。
これは、中関村南路のようす。本当に暑く、からっとしていました。



３５度まで気温があがったようで、みんな木陰を伝うように歩いていました。
バスから見たのですが、
夏休みになって、故宮もすごい人出で暑そうでしたが、
故宮のお堀や北海などがあふれているということもありませんでした。
ほかにも、大きな水たまりなどもなく、
被害は感じられませんでした。

ただ、
都会の中にぽつんとある農地は、こんな湖状態でした。
これは珍しい風景だと思います。



６１年ぶりの大雨に、一時は交通マヒ状態となった北京ですが、
翌日はその残りはほとんど見つけることができませんでした。

夏の北京らしいもの

いよいよからっとしてきました。
日差しが強く、道を歩いていると背中を焼かれているようです。



街路樹のえんじゅが花をつけています。
別にきれいなものではありませんが、夏らしい気がします。



そして、木陰にはトりかごも。
ま、トリは１年中いるわけですが、なぜか夏っぽい気がします。



そして青空。
実は、このあいだまで、中央分離帯のところに地下鉄工事の建屋がありました。
なくなっているのに気付いたので、撮影しておきました。
もうすぐ、そこに地下鉄の駅ができます。
これで、うちもずいぶん便利になります。