一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

2016.7.31 寺谷 ババ谷

2016年07月31日 | 金剛山
昨夜は小中学時代の友人10人で懐かしの地、南田辺で同窓会。
一人I君今まで同窓会に参加していなかったので会うのは中学時代以来か。
小学校の頃からよく一緒に長池や桃が池で魚釣りやザリガニ採りをした友達でかれこれ50年近く会ってなかったが顔を見れば当時の面影そのままだったのとO君今度白馬岳に登るとのこと、一度一緒にどこか登ろうと約束する。
楽しいお酒を皆で呑んで当時の想い出に浸ることが出来た一日だった。

昨夜は随分飲んだので二日酔い気味で今日はゆっくりと起きる。
車が使えたので久しぶりに10年前位に買ったモンベルの40Lザックにテントやガスストーブ等をパッキングして歩荷訓練をする。
先週兄から借りたザック(60L位)で歩荷したのだが山頂遊歩道を歩いている時に腰が痛くなったので容量が少し少ないが担ぎ慣れたもので歩こうと思った。
ザックの重量は丁度10kgだったが一泊二日のテント泊としても、もう3kgから5kg増えそうに思うが、暑い最中二日酔いのこともあり10kgあれば充分だと思う。
自宅から車だとあっという間にババ谷前の駐車地に10時半過ぎに到着する。
ババ谷を登るつもりにしていたが前回下山時に考えていたルート香楠荘尾根ルートを登ろうと思い、10kgのザックを担いでゆっくり百ヶ辻へと作業ヘリコプターの爆音を聞きながらバス道を歩く。



百ヶ辻からすぐ右手の斜面にうっすら道がついているのでそこから取りついて斜面を進むが踏み跡がもう一つはっきりしていなくて200m程進んだ所で踏み跡が判らなくなってきたのでこのルートは諦めて元へ戻る。
戻りしなにピンクと白の混じった小さな花を見つける。
小さな花のマクロ撮影が難しく、この画像もそうだが以降ピンボケがほとんどになってしまった。



香楠荘尾根ルートについてはもう少し詳しく調べてから登ろうと思う。
林道に戻り、さてどこを登ろうかと考え暑い尾根筋を避けるとなるとルートも短い寺谷を行くことにした。



寺谷に取りつくとまもなくして白い線香花火のような花があちこちに咲いていた。



4合目ベンチで一服しパックの紅茶を飲んで一息つく。



5合目ベンチ手前で誰か休憩しているのかタバコの臭いが漂ってきて山中では嗅ぎたくないなあと思う。
その頃から慣れたザックのせいか重さが気にならなくなってきて、汗はたっぷり絞られて二日酔いもどこかに抜け快調に歩を進めることが出来始めた。
8合目で水分補給してからは一気に遊歩道へ登り上がった。





広場へ行くと山頂気温は23℃、時折風が抜けて心地よかった。



捺印所には西田さんがおられたのでしばし話をする。
パトカー2台と消防車も停まっていたので事情を効くと妙見谷で骨折した人がいて15人ほどが救助に向かって担ぎ上げるとのことだった。
大事なければよいが救助に向かっている人達も足場の悪い中担架を担ぐという大変な作業となる。
西田さんは先日もドクターヘリが来たり、年に何回かはこうゆうことが起こってしまうと嘆かれていた。

お腹も空いてきて国見城跡に行くと多くの人達が思い思い休憩していて一杯だったので井戸広場のベンチへ行く。



今日は長らく使っていなかったガスストーブをセットしてアルミ鍋にお湯を沸かす。
カップヌードルリフィルを投入しそのまま煮込む。
炊き上がったラーメンとオニギリを食べてゆっくりと寛ぐ。
休憩後、飲食して多少軽くなったザックを担いで下山路を文殊尾根にしてとりつく。
ブナの木を眺めたり河内長野方面を確認してゆっくり進む。





懸念していた膝の調子も違和感が無いので着けるつもりでいたサポーターもせずに下る。
結局最後までサポーターせずに下ったのだった。
文殊尾根からババ谷への道にとりつき急斜面の尾根筋を慎重に下る。
長い急坂に嫌気が出始めた頃やがて谷へと下り着いた。
駐車地から車に乗り込み、千早登山口を過ぎてすぐの右手のがけ地にヤマユリの綺麗な花が見頃となっていたので車を駐車場に停めて写真を撮る。





車に戻り千早大橋手前の所で6輪ほど咲いている株があったので車を停めて写真を撮りに行く。



先々週辺りから岩井谷より未だ下辺りのがけ地に咲きだしていてバスの中から確認していたので今日は車ということもあり収めることが出来た。
手の届く株はほとんど盗まれていると以前資料で読んでいたが何ともゴージャスで素敵な花だなあと感服した。
帰路、いつものようにセブンイレブンでアズキのアイスを食べて自宅へ帰った。







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