『ナイト＆デイ』 いいねぇ～！

原題：Knight And Day   （Ｇ）
２０１０年・アメリカ　（１０９分）

監督：ジェームズ・マンゴールド
脚本：デイナ・フォックス、スコット・フランク
音楽：ジョン・パウエル
出演：トム・クルーズ、キャメロン・ディアス、マーク・ブルカス、マギー・グレイス　ほか

鑑賞日：2010年１０月２２日　（新百合ヶ丘）

鑑賞前の期待度：★★★

 

いいですね～！
物理の法則を無視したアクション。
ありえないのに、勢いとスタイリッシュさだけで押し切る力技。
どうせフィクションだからと、開き直っているその感じ・・・ではなくて、
フィクションだからこその遊び心が、観ていて気持ちいい！

個人的には、Ｃ・ディアスの顔は好みではなかったのだけど、
見てるうちにキャラクターの可愛さにヤラレてしまいました。
作品を観終るころには、ファンになっている自分がいて、ビックリ！

Ｔ・クルーズは、相変わらずのニヤケ顔がグッド。
でも、顔がアップになると、
「さすがに少し老けたかな？」という印象が無きにしも非ず。
今後は、渋い役柄にも挑んで欲しいところ。
ちなみに、この『ナイト＆デイ』のプロモーションで来日した後、
すぐに『ミッション・インポッシブル４』の撮影に入ったとか。
いや～、精力的だね、トムは！

理屈は忘れて、
最初から最後まで、ハラハラ、ドキドキ、ワクワク感に浸るのが一番。

ぼくはひとりで観たけど、
デートで観るにはうってつけの、
ロマンティック・アクション映画でした！

（Knightには、女性保護者という意味もあるんだね。）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

	Knight & Day - O.S.T.
	サントラもグッド！
	Varese Sarabande

スタイリッシュ・アクション度：★★★★★★★★★★★★
ラブ・コメ度：★★★★★★★★
おいおい！と突っ込みたくなった度：★★★★★★★★★
世界中を駆け巡った気分になった度：★★★★★★★★★★
優しさをまぶしたラストのオチが気に入った度：★★★★★★★★

鑑賞後の総合評価：★★★★

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

昔懐かしい、Ａ・シュワルツネッガーとＪ・Ｌ・カーチス主演の
『トゥルー・ライズ』（’９４）を思い出しました。

	トゥルーライズ [DVD]
	この作品も、ハリウッドらしいド派手な展開でした。
	20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

余談です。
『ナイト＆デイ』の冒頭で気づいたのですが、
２１世紀ＦＯＸは、いつのまにやら創立７５周年を迎えていたんだね。

さらに余談ですが、
あの『パラノーマル・アクティビティ』の第２章が、
アメリカと日本で、それぞれ製作だなんて？！
一体、どういう事情が？
しかも、日本版の結末は、女子高生１００人が決めるって？！