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木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

雑草の抜き取り

2024年02月22日 05時09分55秒 | 耕作放棄地

農作業は雑草の「抜き取り」&「草刈り」と表現しても過言では無いだろう。それほど大きな比重を占める作業なのだ。従って如何に効率よく作業を行うかが勝負を決めてしまう。かといって特効薬的な手法は無いのだが。今回はタマネギを例にとって少し考えてみようかと。ご存じのようにタマネギは株間が極めて狭い。タマがくっつかない程度の間隔しか空いていないのだ。その狭い空間に雑草が生えるのだから、抜き取り作業が如何に困難かとご理解いただけるかと。性根を入れて取り掛からないと肝心の栽培物を毀損してしまう可能性が。

子狸の手法をご紹介してみよう。まずもって長期戦と為るので、イスを持ち出しての座り込みと為る。入浴用の簡易イスだ。武器は子狸の場合「手鎌」を使用する。ステンレス製の安物だが、雑草の抜き取りには格好の武器だ。左手でタマネギを横に傾け、右手に鎌を持って抜き取る。抜き取った雑草は横に置いたミの中へ。程よく貯まったら処分場に積み上げる・・・・・・・これの繰り返しとなってくる。同一姿勢での長期戦なので、いわゆるエコノミー症候群の可能性が発生するやも。

子狸はサボリの達人と自負している。俗に言うながら族なのだ。幾つかの作業や休憩を取り替えながらの作業風景、傍目には遊んでいるようにしか映らないだろう。作業状態は人様それぞれ、どのようなスタイルでも構わないのだ。肝心のタマネギの雑草だが、割と頻繁に抜き取るのでそう大きな雑草は残っていない。其処での鎌の活躍なのだ。これが大きめの雑草なら長柄鍬や三角ホーの出番であり、立ち姿での作業となってくる。鎌は刃先が鋭くとがっており、細かい作業には打って付けの用具なのだ。1本数百円で購入可能なのでご準備あれば。

タマネギ畑は畝の作り方が人により異なる。子狸は4列植えないし5列植えとするケースが多い。そうなると雑草の抜き取りも片側単位とならざるを得ない。つまり畝全体の抜き取りには2回走らざるを得ないのだ。これが3列植え以下位なら1回で済むのだが。まさか畝作りの段階で、雑草の抜き取りまで考慮して作り上げる者も少ないだろうな。

 

 

 

 

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