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木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

支障木の伐採を

2024年02月04日 05時23分36秒 | 森の果樹園

本日は定例の「森の作業日」である、例によって子狸が参加困難なので、過去の画像を使って作業内容を推測して見ようと思う。季節は2月、寒い時期だ。其処で焚き火の暖から始まるのは何時もの如し。体を暖めるために肉体労働に傾斜するのは自然の理かと。其処でこの月は支障木の伐採がメイン作業の一つとなってくる。クヌギやナラの樹があればシイタケ用原木の確保も兼ねている。シイタケの植菌は3月頃が適当かと判断しての前倒しでもある。但し里山地帯の荒廃により、クヌギやナラの樹は減少傾向だ。シイタケの原木栽培も何時まで出来ることやら。

作業の中心は支障木の伐採である。森は元々が果樹園だった経緯もあり、ある程度は整備されている。しかしながら長年の経過によって、森がヤブと化するのは何処も同じ、当然ながら邪魔になる雑木も生じてくる。特に樫類の樹木の繁茂は著しい。折々に切り倒して処分しないと、ヤブが更なる重篤のヤブとなりはて、人間が進入出来ないようになってしまう。

仲間達は里山倶楽部で鍛えられた精鋭達、作業するのに躊躇は無い。程よく分散して切り倒していく。大木になる前の予防対策だ。樫類は10年も放置すれば巨木へと変貌する。早めの対策が肝心でしょう。幹が細い間なら作業も楽ですよ。

チェーンソーは使い倒しているので少々くたびれ気味、それでもお役には立ってくれるので重宝している。某スチール社の小型版だ。チェーンソーはお好み次第だが、輸入品がメインのようだ。そういえば子狸のは国産品だが、多少なりの不具合は出ている。この業界、やはり長年の伝統と経験が物言う世界のようですね。

切り倒した雑木類は玉切りして寝かせておき、上述の原木に使用しないタイプは火遊びの原料となる。乾くには相当数の歳月が必要だが、そこはそれ、森の中に転がしておけば良いので。

 

 

 

 

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