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木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

黒豆の発芽

2023年06月20日 05時51分48秒 | 耕作放棄地

「大御所」が草抜きしながらニヤニヤしている。何やら嬉しそうだ。不思議に思って問いかけてみると、黒豆が発芽した、と喜びの表情。思えば昨年は散々だった。「長老」と例の「百姓候補生」氏とが黒豆栽培にチャレンジしたのだが、皆目と言って良いほど実を付けてくれなかったのだ。微かに付いた実も、薄っぺらで膨らみは無かった。何かの病気かとも思ったようだが、原因の解明には至らず、焼却処分となってしまったようだ。その屈辱をリベンジしようと、大御所は挑んだ模様。今のところ、作戦成功でニンマリとなった状況のようだ。

眺めて見ると、縦一列に10センチ程度の苗が健気に成長中、「大御所」で無くともニンマリしたくなってくるかも。種蒔きしたのは一列のみのようで、少なかったのが失敗例だったとか。恐る恐るのチャレンジだったのだろう。残るは無事なる成長と実なりだが、こればかりは時期を待つしか無いかな。秋の稲刈りの頃かと思えるが、枝豆で乾杯といきたいところだ。今年は、「長老」と「百姓候補生」氏は未挑戦の模様で、昨年の状況に懲りたのかも。

病気や天候異変で無くとも獣害も考えられる。当地は野ウサギ天国のようで、昼間でも走り回ってる姿が時折。猛禽類やキツネ類が余り見かけないのも幸いなのかも。黒豆は野ウサギの大好物のようで、実が付き出すと食害に襲われる。ネットを張っても防止できないようで、半ばお手上げ状態だ。さて「大御所」はどうやって野ウサギ被害を防止されるのか、お手並み拝見かと。

黒豆の見聞もそうだが、本来の業務は草抜きの模様。コンテナを持ち出し、座り込みながらの作業風景だ。いつもは中腰での作業だったが、足腰の痛みに耐えかねたらしい。珍しくも座り込んでの作業、やはり年齢の嵩みと各種の障害とは比例関係かも。かく言う子狸などとっくの昔にイス作業を開始中、人様のことなど何とも言えない。身の程を弁えるべきだろう。

それにしても梅雨時とあってか雑草の伸びが半端では無いようだ。作物が無ければトラクターや耕耘機を走らせるのだが、耕作物の合間とくれば、手作業しか望めないか。座り込みながらのボチボチ作業が静かに進行していく。日差しと湿気が激しいので、用心しながらの注意深い作業が必要でしょう。「大御所」も熱中症にご用心を。