goo blog サービス終了のお知らせ 

木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

幼苗の移植

2023年06月10日 04時56分10秒 | 耕作放棄地

夏野菜の第二陣として「キュウリ」と「ゴーヤ」を種蒔きしておいたが、ソコソコに発芽してくれた模様だ。何時までもポット苗の状態ともいかず所定位置に移動することに。幸い天候は雨模様、移植には打って付けの環境かも。移植作業はある程度小さめの方がやりやすい。大きくなると苗に負荷が掛かりすぎて枯れやすいようだ。要注意のポイントだろう。現況は程よい苗の状態、早速の移植作業に。

所定の位置には既にネット環境を設えている。支柱を立て、キュウリネットを張り巡らした垂直仕様のキュウリ・ゴーヤ畑だ。日照・通風共に申し分無し、ベト病やうどんこ病の発生も抑制されるのではと気に入っている。作業は移植ごてで穴を掘り、ポット苗の全体を丸ごと植え替えるだけの単純な作業だ。株間は30センチ程度、少し狭いかと思えるがネット環境に比し苗が多い。処分するのももったいないので、全部を植え込んだ。

株間の中央付近にはひとつかみづつ化成肥料を散布した。苗の根の位置からは一番遠い場所だ。根が育って自力で水分や栄養分を探すタイミングを狙っている。高畝としているので水はけも良好かと思える。上述の病気予防にも一抹の利点ありかなと。

ゴーヤもキュウリも比較的に育てやすい。苗が無事に定着すれば後は「放任栽培」でも可能かなと。栽培法としては膝下までの茎については葉や花はカットした方が望ましいようだ。成長力を茎に集中させる意図なのかも。無精な故、余り気にもしてこなかったが多少は留意する必要性ありかも。ゴーヤは一部はチャンプル等に調理するが、大半はゴーヤ茶へと加工の予定だ。とりわけ夏場はあっさりとした飲み味で、携行用飲料に適任かと。梅シロップの作成も進行中で、夏場の飲み物には不自由しないかと一安心だ。

通常だとキュウリもゴーヤも苗の購入で済ませるのだが、今年はタイミングが合わず「種蒔き手法」となった。種苗店では販売時期が限定され、俗に言う連休前後(4月末~5月初旬)に集中しやすい。この時期耕地が空いてないと栽培困難となってしまうのだ。種苗店に左右されず、自分のスケジュールに合わせるのには、種蒔きに限るようだ。畑の片隅にビニールポットを並べて置くだけで可能だから、もっと活用すべき栽培手法なのかも。