国境をなくすために

戦争をしない地球の平和を求めるには、国境をなくすことが必要と考えました。コミュニティガーデン方式を提案します。

ひよどり山有料道路と反則切符

2006-12-21 11:20:30 | Weblog
項目A 公務員組織の不合理 → 解体 小さな政府

スピード違反の反則切符¥15800の納付書が配達記録で届きました。 150mの間を73kmで走ったという白バイのメーターを見せられて、数字を見たということでサインをしてくださいと言われてそうしたのですが、反則金取立てのコースに乗ってしまって、現場では¥15000の納付書をいらないと断ったのにもかかわらず、もしかしたら支払う気になったかもというルールで、郵便料金800円を追加した納付書が来たのです。

白バイの巡査は、簡易裁判の通知が居住地の検察から来るので、そこで自分の考えを伝えればよいと言われたので、呼び出し葉書が来るのを待っていたのに別のものが来たわけです。 このまま納付しないで裁判に持ってゆくと、またまた余計な金額をプラスされるかもしれません。 不明な点は最寄の警察署(県をまたがるケースですが)に問い合わせよとあるので、行きました。 警察の交通切符の係りの人は、23kmオーバーとなっているので支払ってもらうしかない、裁判の前に相談をしたいなら現地(ひよどり山有料トンネル)の立川区検察庁内交通執行課立川分室がよいかもと言われました。 この人は明らかにたらいまわしの精神の人でした。 白バイには違反件数をあげるノルマがあるのだろうか? 違反が起きない工夫が本来の仕事なのに。

翌日、立川分室へ電話をして、どうぞと言われたので行きましたが、800円を追加した納付書になったのは法律に則っていると繰り返すばかりでした。 私は裁判の前の相談室だと思っているので、二、三、話し始めると、頭の中をまとめていられないようなので、上申書を書いて裁判の呼び出しがあったらそこで見せればよいとのことです。 どう書けばよいのですか? 73kmを出していなかったと、 機械で測定したものを私の気分で出していなかったということが通じるのですか? それしかないかもという顔なので、私のほうが納得できません。 警察の調書は何が書いてあるかわからないとよく聞きますが、なるほどです。 簡易裁判にもっていったって、最初に答えありきの人々の職場でしかないのです。 

白バイの巡査は、淺川大橋の上で一時間もかけて2枚の紙にわたって私の不満を聞き取り、私の見ている前で書いて、それを私に読んで聞かせ、それにサインをしてくださいと言われたのでサインをしました。 その写しは貰いませんでしたので、それはこのコンピュータ処理による反則金ルートとは別に今はどこにあるのですかと聞くと、はっきりしません。 白バイからどの担当者にどこでどのように分けられたのでしょうか? 裁判時にそちらへ廻るでしょうと、曖昧な答えでした。 あなたの言い分は聞くつもりだがと言いながらも、風邪で辛そうな様子のその人は、お帰りくださいと突然、壁になってしまいました。

いきさつをまとめます。
「ひよどり山有料道路トンネル内で150m区間を73kmで走り、50km制限なので23kmオーバーのため¥15800の交通反則金支払い通告」
この道路は八王子ICそばにある¥200の有料道路ですが、山の下をトンネルでぬけて300m位の一般道の先が淺川大橋になっています。 旧16号と八王子バイパスの間に交通量緩和のために造った道路だと思うのですが、ガラガラに空いています。 あとでわかったのですが、有料をはずせという声も出ているそうです。 私は、最近、数回八王子方面に用事があって、更に隣の秋川街道や滝山街道も通って試してみるのですが、どこも渋滞していて仕事車には毎日がご苦労様なのです。 

その日は、有料道路の出口そばが目的地なので、前回は対向道路の手前で横道に避けて利用しなかったので、今回はどんなものかと通ることにしました。 北側から、169号の新しい広い道を案内どおりに進んで、皆が真っ直ぐ走って行くのに途中で有料道路は右折、立派な新しい道があって交差点にきたら、今地図を見ると八王子ICのアプローチや旧16号へ出る道がゴチャゴチャとあり、正面の方向に料金所ありの大きな矢印が向いていて、恐る恐るガードを潜ると、ポッカリと楕円形に広い場があって、無人のスタンドがあり、前後に車は走っていません。 正面にトンネルのかまぼこ型が見えてトンネルになっていることがわかりましたが、私はトンネルは壁が窮屈で好きではありません。 前後の車がいないので無人の料金所は使い方がわからないし、厭な雰囲気を感じました。 200円は持っていましたが小銭が必要だと思って千円札を入れました。 すっきりと入らなかったと思います。 お釣りは下の方の受け皿に出たので、車の外へ降りなければ届きませんでした。 もたもたとしてお釣りを集めると、領収書の必要な方はと機械が言ったのか、目で見たのか覚えていませんが、必要ないわと思い、車に乗って、お釣りを財布に入れて、シートベルトをして、ヤレヤレ厄介と出発しました。 

この有料道路は、いったいどのくらいの距離があるのか、走っている車はいなくてもったいない、トンネルはいやだなー等と、早く通り抜けたいという心理も働いて、車はクラウンなので白バイの巡査もスピードが出やすいがと言っていましたが、対向車は3、4台来るけれどもと思いながら安全を確認した上で走っていたのです。 パーパーとクラクションが鳴って、白バイがいるので、何だろうと思っているうちに窓の横に来たので車を止めて窓をあけ、料金払いましたよねと私が言うと、「払ったけど、見てもらいたいものがあるので、交差点の向こうの橋の上で止めてください」と言われ、淺川大橋の上に車を止めました。 白バイは、「ここは有料道路だけど高速道路ではないのです。」「?」「スピードが出ているのですよ。 見て下さい。」 車を降りて、後ろに止まっている白バイのハンドルの中央を見ると、73の電子数字がありました。 「ここは50km制限なのですよ」「 」私は日頃スピードを出すほうではないので、スピードを出した覚えはありませんかと聞かれても普通に走っていたとしか答えられません。 50km制限とどこかに書いてあったかもわかりません。 他の車が走っていないトンネルは初めてのところで余計にいやなのです。 

橋の上で白バイ巡査が免許証の事項を書き写している間、晴れているのに、こんなガラガラの道を有料ゆえに人々は避けて通る、向こうの渋滞では排ガスをブーブーばらまいて信号待ちをしているのだろうと考えると、何か不合理を感じました。 事実、前回は知らずに淺川大橋を走ってきて有料と書いてあるのを見て、直前で曲がって渋滞の道を大回りして大変な思いをしているのです。 余程のお金持ちか、自己負担しない人(役人?)でないかぎり、有料道路を感謝して使おうという気にはならないと思うのです。 車を走らせる人は、8kmを走るごとに53円ほどの税金を納めているのです。 その上に有料道路料金というものがあるのです。 燃費がよくなるように、排ガス公害を減らすように等と車も買い替えています。 当然、公務員組織を維持する納税もしているのです。 しかるに、ルールがあるからと言って150m区間で23kmオーバーに¥15000を支払うことが正しいことでしょうか? 免許の更新まで5年以上あれば影響ないそうですが、私は4年後に免許更新でゴールドカードがシルバーカードになって自動車任意保険料も高くなるのです。 個人情報保護法があって保険屋が調査するわけではないので自己申告だからかまわないと言われても、私は後ろ指をさされないことを唯一のとりえにしている庶民ですから、困ります。 メーターの数字を見たというサインのあと、納得ゆかないことについて、では、ここで僕が調書をとってしまいますからと前記したとおりです。 途中でもう一人の白バイ巡査が来て、様子をみてそのまま帰りました。 最後に、安全運転のようなので、これからも気をつけて行ってくださいと、青色の細長い紙を渡され、¥15000の納付書は持って行きますかと聞かれて首を振りました。 やはり、こんな反則金はおかしいのです。 

道路行政の不誠実と怠慢こそ罰金ものではありませんか! 道を造った経費も公務員が出したのではありません。 いったい何事なのだという気がしてきました。 道路を造ってしまった以上、わずかな利用者から¥200とスピード違反料金を集めて採算をとるつもりかもしれませんが、そのルールを決めるなら両側の渋滞する排ガスや運行時間の遅れの責任を公務員組織で持てますか? 考慮したつもりのルールも、正しいルールという確信がないまま活用するタックスイーターの公務員組織は解体です。 

公僕が納税者をいじめながら生きる形になり下がっているのです。 お帰りくださいと言った人は、今まで続いてきた制度をないがしろにするのですかと呟きましたが、コミュニティ・ガーデン方式にして、もっと気持ちの良い生活を築いてください。

スピード違反で捕まっても、事故を起こさなかったからラッキーと考えよというのは常套句です。 他の車がいないトンネルの150m区間には、ピンときません。 そして、立川からの帰りの車のなかでは、裁判とは何だろうと考えました。
ルールがあれば、それにとびついて正しいとする。・・・野蛮な感じがします。
判例があれば、それに従って正しい考え方とする。・・・あまり正しいものではない。
裁判は量刑を決めるばかりではなく、その誘引となる災いを取り除く力が働かなければ真の機構ではない。 

酒気帯び運転は悪いとわかっていてする罪、事故を起こせば被害者はもちろん残された周囲の人にまで及ぶ長期間の悲しみを計算できないままの裁判。
悪いとわかっていないうちに、人に被害を与えてしまった刑罰。
これらは、事故が起きる背景までなおす気持ちでとりかかってこそ、裁判のやりがいが出てくるのではないでしょうか? 背景とは当事者以外の人には気付けないのです。

私は裁判について素人なので、まずは反則金ではなく、罰金となって弁護士を頼み、とことん戦って、支払いは10万円に成長してしまうかもしれないから反則金を払ってしまったほうがよいと、親切な人にはおどかされます。 交通裁判が、交通切符の追随ばかりではなく、白バイがやりすぎましたという判断はありえないのだろうか? 150mとは、短距離走選手が16秒で通過してしまうのです。

一方では、虐待される子供を早めに保護できずに死なせていることについて、法律も担当役所もあるのに責任をとる例はないのです。

いったい、納税者は何を基準に納税しているのでしょうか。
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