国境をなくすために

戦争をしない地球の平和を求めるには、国境をなくすことが必要と考えました。コミュニティガーデン方式を提案します。

ギンナン

2022-01-10 13:22:33 | Weblog
C 国境をなくすために → 歴史
   (冊子『国境をなくすために』の送り状は2007年10月22日にあります)
   (ブログ『国境をなくすために』の趣旨は2008年10月15日にあります)

まだ小学校へ上がる前でした。 名古屋近郊の母の実家へ疎開していた時、おばあちゃん(名前はよしの、静かな思いやりの人)が、ギンナン集めに連れ出してくれました。 いつも行くお寺ではなく更に遠いお寺のようで、「落ちているギンナンを集めよう」と一緒に集めて、「ここへ埋めなさい」と言われ、意味がわからず、でも近くでも埋めているらしい人がいて、私は折角集めたギンナンを土に埋めてしまうことが奇妙でした。 その時は堀りに行くこともなく、めずらしい体験として、五右衛門風呂の湯加減を外から聞いてくれるわたしのおばあちゃんとの少ない思い出です。 高齢になってガーデンに興味を持つようになって、あれはギンナンの皮を腐らせて、あとで、強烈な匂いになって腐った上皮を洗い流すと、あの白い固いギンナンになるのですね。 このたび、ご自宅でとれた大きなギンナンをいただき、くるみ割りで固い皮を筋目に沿って割り、中を取り出し、たくさんあるのでフライパンにアルミ箔を敷いて油跳ね器で蓋をしながら炒って、でも茶色の薄皮は焦げなくて、食べるときにむきながら、香ばしさを楽しみました。 加工されたものでなく、材料が直に口に入る貴重感、充実感です。 三っつを楊枝にさして、おせち料理として煮るのもやってみました。 ご馳走として簡単にいただくには、人々の手がかかっている、ご馳走はそういう味と思いが籠っていることを良く知らなければなりません。

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