感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

1杯のレモネードに込められた感謝の気持ち

2012-07-29 | 感動は命の肥やし


CBSニュースの7月のニュースの中の一話です。

バージニア州のスプリングスフィールド、近所で人気のレモネードスタンドはジョニーが考えた事だった。

ジョニー・カーリンチャック君8歳、彼のレモネードを売ったお金は全てレモネードの販売台の上に置かれた「ミセス・メイヤーの家の修理代」と書かれた瓶の中に入れられてゆく。

ミセス・メイヤーとはエリッサ・メイヤーさんの事。ジョニー君の家族が親しくするご近所のおばさんだ。
3週間前、このあたりを襲った激しい嵐が大きなかしの木を押し倒し彼女の家がダメージを受けたのだ。
そして、その日ジョニー君は彼の全財産…5枚の25セント硬貨を彼女に寄付したのだった。

その硬貨を手渡しながら「今はこれだけだけど、また、持ってくるからね。」と彼は彼女に約束をした。

何が彼をそうまでさせるのだろうか?
彼はこう言います。
「ミセス・メイヤーが僕のうちが大変だった時にしてくれた事のお返しをするんだ。」

ジョニーの妹ケリーが4年前の交通事故で亡くなった時、彼女が私達に示してくれた親切は忘れる事ができませんとジョニーの母親ドンナさんは話します。
「大変だった時を共にいてくれた。お料理、お買い物、車の運転、できる事をすべてしてくれた。9ヶ月の間私はお料理をする必要がなかったくらいでした。」と。

そして、今ジョニー君はそのお返しをしているのです…ご近所が皆で一緒になって。
ご近所の人達は、これまでにジョニー君と彼のお姉さんケイティーちゃんから800ドル分のレモネードを買っています。
それは、ミセス・メイヤーさんが支払わなければならない家の修理の為の自己負担額500ドルに足りてあまる金額です。

「彼は私にお金をくれましたがそれはお金ではありません。彼は男気を見せてくれたんですよ、彼の心からの。」
それは5枚の25セント硬貨よりはるかに多くの価値があるとミセス・メイヤーさんは話す。

レモネードスタンドとは、アメリカで寄付金集めや、資金集めの手段として一般的なもので、
子供たちが家の前で小さなテーブルを出してレモネード(レモンを絞ってお砂糖を混ぜたドリンクコップ1杯)を販売するというもの。
たいがい25セントとか、50セントとかで売られています。

子供の純粋さに心を洗われるような話ではありませんか。自分はどうかと正されます。

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