感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

20ドル札とオハイオ州の8歳の少年の話

2014-03-01 | 感動は命の肥やし
CBSニュースより

心が清められていくような、感動のストーリー

オハイオ州の空軍ベースに勤務するフランク・ダイリー中佐は、「本当に、少年の行為をどのような言葉で表現したらいいのかわからない」といった様子で、その時の事を記者に語ります。

その出来事は、空軍ベースのある町のレストランで起こりました。その日、少尉の家族がレストランに入るのを店のカメラがとらえています。そのすぐ後に、マイルズ・エッカート君の家族が入店する姿も映っています。店の駐車場でちょうど20ドルを拾ったばかりのマイルズ君は、このお金を何に使おうかと、とても興奮していました。

「最初はビデオゲームを買おうかなと思った、でも、やめたんだ。」

彼は、店の中にユニフォームをきた兵士の姿を見つけた時、考えを変えたのだと言います。

「だって、彼は兵士でしょ。兵士を見ると僕のお父さんを思い出すんだ。」

父親の事を思った彼は、”こんにちは兵士さん、ボクのお父さんは兵士でした。彼は今天国にいます。僕は今日駐車場で20ドルを見つけました。(以下原文)
"Dear Soldier -- my dad was a soldier. He's in heaven now. I found this 20 dollars in the parking lot when we got here. We like to pay it forward in my family. It's your lucky day! Thank you for your service. Myles Eckert, a gold star kid."と書いた小さなメモに20ドルを包んだのです。

アーミーサージェント、アンディー・エッカート、マイルズ君の父親は、イラク戦争で命を落としました。今は8歳になるマイルズ君が、生まれてまだ5週目のときでした。彼に残されたものは、父親の写真とドックタグ、周りの人が話してくれる父親の話と彼自信の父に対する空想だけです。

ボクのお父さんは、とても素晴らしい人だったとボクは思ってる…。」

彼が想像する父親の姿は良い行いを愛する父親だったのでしょう。なぜならば、この日昼食後に彼は、お母さんにちょっと立ちよって欲しいところがあるとおねだりします。

「彼は父親に会いに行くんだといいましてね。その日は、一人で行きたいといったんですよ。」

彼女がその日車の中から写したという写真には、雪の中に残った小さな足跡と、その先にたたずむ彼の姿、彼はお墓の前できっと天国の父親に今日の事を話していたのでしょう

天国の父親がマイルズ君の話を聞いたか聞かないかはわからないけれど、彼のこの素晴らしい行いは、この地球の上で覚えられていく事になるのです。

「私は、毎日このメモを見るんですよ。」と中佐は少年がくれたメモを手に話します。
マイルズ君が手渡した20ドルは、20ドル以上の価値を持つプレゼントになったのです。

中佐は、この話を周りの人に伝えようと考えました。そして、その話がテレビのリポーターによってニュースの中で取り上げられたのです。人に言われて変わるのではなく、この様な行いが人を変えて行くのである事を、感じました。涙が溢れて止まりません。ありがとうCBSニュース


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