ゆらぎつつゆく

添島揺之歌集。ツイッター感覚で毎日つぶやきます。色調主義とコラボ。

白百合の

2017-10-07 03:05:05 | 添削


現代短歌の添削をやってみた。


百合の香のひとすじ夜にたわむ時ゆううつな眼といわれとまどう    江戸雪


臭いですね。なにかを妙なかたちで作り変えてつめこんでいる。
最後の七がぶらさがっているようだ。

こうしましょう。


白百合のほのかな香にもとけゆくとごときまなこに吸はるる心    揺之





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