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ゆらぎつつゆく
添島揺之歌集。ツイッター感覚で毎日つぶやきます。色調主義とコラボ。
たとへば君
2017-10-31 03:07:10
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添削
たとへば君ガサッと落ち葉すくふやうに私をさらつて行つてはくれぬか 河野裕子
これも幼稚な恋愛だ。
女を無理矢理さらっていく男になど、上等なものがいるはずはない。
そういう幻想に甘い夢を持つということ自体、上等な歌人ではないのである。
こんなものが多くの人間に読まれると、恋愛に対する間違った認識がはびこる。
業平のごときためしをなおもひそをみなは野辺の露を知るゆゑ 揺之
コメント (5)
するだろう
2017-10-30 03:06:27
|
添削
するだろう ぼくをすてたるものがたりマシュマロくちにほおばりながら 村木道彦
失恋の歌らしいが、けち臭い恋愛だ。
マシュマロを食いながら捨てた男の話をする女などに、何で恋ができるのか。
品のない現実を涼しく歌えば歌になるのではない。
恋は相手が肝心だ。
どんな相手に恋をするかで、自分も決まる。
のぶだうをかみて苦きをたしかめてきのふ消えにしこひをぞおもふ 揺之
かなしみは
2017-10-29 03:06:11
|
添削
おもしろいのでまた添削してみた。
かなしみは明るさゆゑにきたりけり一本の樹の翳らひにけり 前登志夫
一見いいものに見えるが、歌人の情感がずれているから、霊的盗作とわかる。
明るい悲しみというものはあるが、それはこのような感じでは来ない。
実感が伴っていないので、随分とおかしい感じになるのだ。
読むものはいいと感じながらも、どこか首をかしげるはずである。
こういうものは多い。
若槻のひともと立ちてその陰をみづからなしぬ明かき夏の野 揺之
黒髪を
2017-10-28 03:06:19
|
添削
黒髪を手にたぐりよせ愛しさの声放つまでしひたげやまず 岡野弘彦
幼稚だ。
性愛の場面が直截的に描かれているが、現実のセックスはこのようなものではない。
セックスをする時、女性はかなり冷めているのだ。
それに気づいていないのは、男が嘘つきなのか、まだ何も知らない子どもかの、どちらかだ。
きぬぎぬのあさきうれひを目にたたへ君は窓から夢をでてゆく 揺之
コメント (3)
深山には
2017-10-27 03:06:16
|
資料
Deep within the mountains
Not even the snow upon the pines
Has gone, yet
In the fields around the capital
Fresh greens have been picked!
深山には松の雪だにきえなくに宮こは野べのわかなつみけり よみ人しらず
涼しい歌だ。翻訳もやりやすいので、英語の方も涼しい詩になっている。
Mountainsとpinesも微妙に韻を踏んでいる。
英語では短歌は五行の詩になるようだ。
若菜をFresh greensというのは爽やかでいい。
とほやまの奥に立つ松たれも見ぬ夢をおひつつ雪をたへけり 揺之
チョークもて
2017-10-26 03:05:49
|
添削
チョークもてハーケンクロイツ床に書く つぎつぎ数は増えてゆきたり 生沼義朗
弱い。作品というより何かの骨片のようだ。
意味は読み取れるが感慨が浅いのは、本人の情感が動いていないからだ。
要するに魂が何もしていないのである。
歌人の霊魂がかかわらない歌は、ほぼ排せつ物に等しい。
反逆と破壊の声を喉に秘め床一面に書く鍵十字 揺之
コメント (2)
そんなに
2017-10-25 03:05:28
|
添削
そんなにいい子でなくていいからそのままでいいからおまへのままがいいから 小島ゆかり
これは愚作だ。怠慢だと言っていい。短歌というものではない。
こういうものが何の疑いもなく佳品として扱われる現代短歌には疑念を持たざるを得ない。
鳥なれど燕は燕鴻鵠の夢をなとひそ夏空を飛べ 揺之
産むならば
2017-10-24 03:06:36
|
添削
産むならば世界を産めよものの芽の湧き立つ森のさみどりの中 阿木津英
これは傲慢である。
季節の幻影の中、なんでもできると思い込んだ子供が詠むような歌だ。
世界を産むということがどんなことかわかっていたら、詠めるものではない。
教養のない女流は臭い。
この国を産み直すとぞ言ひ放ち敵を作りて竜馬は死にき 揺之
午後の光
2017-10-23 03:06:24
|
絵画
ジョン・フランシス・マーフィー(1853-1921)、アメリカ。
金色の風景だ。秋だろう。
午後の光は人を安らぎに誘う。
一日の悲しみを知り、それでもやれる自分を見つける時、苦しいが、何かがあると思う。
どうにもならない馬鹿な現実も、泳いでいける自分とは何なのだろう。
涙がにじむ時もあるのは、おそらくそれが幸せだからだ。
秋の野のいてふ黄金に光り散りけふのうれひも失する昼かな 揺之
一本が
2017-10-22 03:10:10
|
添削
また現代短歌の添削を試みた。
一本が一本としてきわだてる雑木林の夕映えのとき 沖ななも
平凡だ。これは中学生並である。
このような修辞も意趣もあまい歌が最近よく多い。こういうのばかりがよいとされている気風がある。
だがこういうもので、歌人と自称されては痛いのだ。
こんなものは、やろうと思えば誰にでも詠めるからだ。
ひともとの松のこころは白菊のしらずしるけくゆふばえの森 揺之
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在野の無名歌人です。当ブログの管理人は幽霊です。ばかなことをしたら、たたりますよ。
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人の身のちぎりを胸にたくはへてけふゆく道の風の涼しさ
あらかねの土の深みに夢を植ゑ生ひくるものはおのれのあかし
いかづちのごとき怒りをこらへては月夜の風におのれををさむ
楠の木のこぬれにかかる月を見て思ひ出づるはとほきふるさと
苦しくも身のあやまちをねずのごと胸に飼ひつつこの世を生きむ
幽霊のごとくとひくるものありてうれひの歌を風に混ぜたり
浜をゆき胸のうれひをかみしめてこひしき人の幻をおふ
悲しみのただよふ風にひたりゐてもとむるものは明日の光
花を折り君の心を苦しめて過ぎて帰らぬわれをぞ恥づる
野の道を花をめでつつそぞろゆけば彼方に君の袖ふるを見る
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