ゆらぎつつゆく

添島揺之歌集。ツイッター感覚で毎日つぶやきます。色調主義とコラボ。

天地に

2018-07-31 03:19:54 | 添削

天地にわれ一人ゐて立つごときこの寂しさを君は微笑む    会津八一


前にもあげたことがあるが、本霊の作ではない。

複数の存在が共同でなし、それらしくしあげたものであろう。

ひとりたつことが寂しいと感じるのは、おのれのことしかわからないからだ。


天の下ひとり立つ身をわれのみとおもひつつ知るひとのさだめを    揺之





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