しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

廃屋問題で行政動く!

2010年09月19日 | Weblog
当町内で最大の懸案事項である「廃屋問題」動きがあった。

3回の陳情。行政への町内会決議としての陳情書の提出。
2ヶ月後に行政から連絡があり説明の訪問があった。
所有者が不明の廃屋だが、陳情を受けて行政としての調査、相続相関図の作成、相続権者への案内が行われた旨の説明を受けた。

現在登記簿上の所有者は36年前に死去しており、複雑な家系図から相続が為されていないまま36年間税金も払われていない。建物も朽ち果て危険な状態。ゴミ屋敷、猫屋敷と化し腐敗臭、防火防災の観点から危険性が問題となっていた。

行政で調査した「法定相続有権利者相関図」が示され、現在在命で権利のある人が3名いてその人宛てに相続するかの案内が為されたのだ。
当事者間で話が進み、共同して均等相続すれば一人あたり数百万の収入を生む。
ただし取り壊し、更地にして不動産業者に売却の必要がある。数百万の負担金の問題等あるが調整が進めば36年間手付かずの廃屋問題が解決する。

所有者がはっきりしないがために手だしできなかった廃屋に動きが出た。
緊急役員会を開催。状況報告した。当面推移を見守るが、破れ危険な状態の建物の部分を町内会負担で緊急補修を行う旨の了解を取った。
外側から誰でも侵入できる破れた扉、窓、ゴミ屋敷の防火対策。波板等で緊急に塞ぐ必要があった。

この手の廃屋は数多くの自治体が抱える問題である。
今回はたまたま陳情書が通ったラッキーな面もありました。

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1 コメント

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廃屋問題 (コーチャン)
2010-09-19 05:07:01
所有者がわからない廃屋問題の難しさはかなりのものだ。長期に渡り相続の移転登記が為されていない。複雑な家系図。民民の問題と行政のしり込み。警察、消防への陳情。
自治会役員として荷が重い問題であります。
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