5月の予定が全て埋まってしまった。 地域の役員は勤め人が多い。夜間の会議を招集するが
土曜日の夜以外は出れないという役員も居る。 結果して土曜日の会議招集となるが、いくつかの団体の会議も
入っていて全ての土曜日は塞がってしまった。火曜、木曜、の夜の定例会議もある。
行政の会議は昼間であるが、午前10時からと13時からの会議が多い。15時開始で17時終了という会議もある。
仕事は完全にリタイアしている。比較的動き易いスタンスにある。という人が役員になると重宝する。
殆どの会議に出る人が居る。偏った負担となる。同じ役職でも大きな差が出る。
それでもいくつか条件がある。パソコン操作が判る人。組織と人事関連に明るい人、経理が出来る人。
上司とのコミュニケーション能力が高いこと。フットワークの軽い人。比較的若い人が望まれる。
ここまで要件を広げると出てくる問題は「人材不足」である。
事務局が困る問題の多くが役員改選の次期に後任がみつからない事である。
日常的に多くの事務がある訳でなし、日当等の常駐経費を払える予算も無い。地域の役員の仕事は片手間と言っても
日常的に発生する事案に機敏に対応する必要がある。作業が日常的に発生する。
誰がするか?頼める人が居ない場合が多いのだ。事務局員は日常的に発生する作業に対応できてこそ
の仕事である。結果して事務局長が自らする作業が多くなる。 仕事を持っている人にお願いできる作業は限られる。
これが悩み。「拠点」「人材」「資金」いずれも中身の問題がある。会社組織と違う世界。
ボランテイアが基本の世界。そこでの上下関係。給与は無いがやりがいがある。そこが基本。
やりがいが無ければ続かないし、上下関係での作業もうまくゆかない。役割分担という意識の定着が基本となる。
役割の明確化と名前肩書だけの役員の問題。仕事をする役員、しない・できない役員の線引き。
人事に決定的な差が生まれる。トップの責任はそこにある。人選である。
中身を知れば知るほど他の人は
わからない。