しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

町内会(自治)の仕事

2012年06月23日 | Weblog
昨日も会計から会長名での町内会請求を出してほしい。と会計から要望があった。
町内会活動の原資となる「町内会費=自治会費」は行政から来る事務委託費、

資源回収協力金、防犯灯電気量補助と共に町内会収入の基礎である。
班長が集金する町内に居住する世帯はあまり問題は無い。

問題はオーナーが当町内に居住していない世帯の町内会費の徴収である。
アパート、マンション、駐車場、ガレージ、倉庫、貸し店舗、等々だ。
お手紙を書いて毎年案内を出す。
県外の地権者もいる。
零細な収入だ。もっとまけろ。免除してくれ等の交渉ごとは毎年の様に発生する。
班長が催促してもなかなか払ってもらえない会員へは会長が戸別訪問して督促するよう
会計からは要望も出る。

○汚水桝のフタが車の乗り上げで壊れた。行政に交渉してくれとか、
○ごみステーション清掃のデッキブラシが壊れた。
○廃屋のトタン板が強風で剥がれそう、危ないからなんとかしてほしい、
○ゴキブリ、蚊、蠅駆除薬の斡旋はまだか?
○防犯灯の明かりが切れている。修理してくれ。
○空き家のアパートから漏水。業者に連絡してほしい。
○空き家の2階の窓が開いている。物騒だ。なんとかしてくれ、
○廃屋がごみ捨て場となっている。行政と交渉してくれ。
○ごみ出しの大変な高齢者対策、買い物弱者の対策
 等々多くの苦情が持ち込まれる。(会長宅へ)

月1回の町内清掃日にも出てこない人に限って苦情も多い。
班長のなり手が年々減る。 それより深刻なのは町内会役員への希望者が
皆無なことだ。
回覧で募集、総会で要請しても誰も希望者が出てこない。
班長以外の町内会役員というと、防火防災、補導厚生、保健衛生、青年部、婦人部、
会計、会計監査、副会長、会長、などが一般的。
町内だけでなく、小学校区単位での活動が求められる。

毎回お願いを尽くして継続就任していただいている。
昔の様な生活用品の貸し借り付き合いが出来ていない。
回覧板も良く見ていない。
地域とかかわりたくないと思う人が増えた。

ただ、行政は地域に期待している。年100通を超える案内文書、回覧物配布。
対策は「活動資金の補助」だ。活動する地域に補助をする。
それがなければ何も出来ない。
事情がわかる筈の行政職員の地域での役員就任率の低さ。
ここから改善してほしい。

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1 コメント

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行政の意識 (コーチャン)
2012-06-23 05:10:54
自治体職員、教員、は地域で役員をしたがらない。
これは地域の一致した印象だ。
先日も町内会長会議で話題となった。
最も地域と接しているはずの職員が逃げ出している。ーー
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