しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

長崎の平和像はなぜマッチョ?

2010年08月10日 | Weblog
長崎市の平和記念像は「マッチョ」である。
アーノルドシュワルツエネッガーをモデルにしたような外人がポーズを取っている。

製作者は「北村 西望」長崎県生まれ、芸大卒、芸大教授となった人である。
この象は「神の愛と仏の慈悲を象徴し、高く掲げた右手は原爆の脅威を、水平に伸ばした左手は平和を意味し、軽く閉じた目は原爆犠牲者の冥福を祈っている。」

5年かけて製作された象である。
高く評価されその後の名声の基礎となった。
それでもこの象には「なぜマッチョ?」と疑問符が湧く。

「被爆マリア象」の様な長崎にある「心を打つ象」のイメージがなぜ結びつかないのか。
ど~も芸術家の「芸術鑑」「芸術感」が理解できない。

象そのものの質感、出来栄えは問題ありません。「平和の心」「原爆の悲惨さ」を
表すのになぜ「マッチョの裸体」が必要なのか。
ネットで調べた限りでは回答は見つかりませんでした。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
芸術の心 (コーチャン)
2010-08-10 05:49:00
芸術の心は希少価値ではありません。費用の大きさでもありません。
万人の心を打ち、動かす感動があってほしい。
意図が不明瞭な芸術作品は感動が薄い。
時代の流行を追った様な作品が評価されては困ります。
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長崎の平和記念像 (こうちゃんパパ)
2010-08-10 15:20:18
確かに言われてみればそうですよね。
なぜマッチョなんだろうと・・・。
今まで全然気に留めてもいませんでした。

マッチョも気にはなりますが、やはり忘れてはならないのは、平和です。
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reこうちゃんパパさん (コーチャン)
2010-08-10 18:32:05
平和の心がすぐ連想できる象であってほしい。
マッチョのコンテストポーズはいただけません。^^;
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