しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

第二次大戦国別戦没者

2010年04月23日 | Weblog
第二次世界大戦における国別の戦没者数に興味を持った。
軍人と民間人とを合算した数字を捉えるとそれぞれの国における戦争に対する意識を理解しやすい。

敗戦国  軍人  民間人  合計(万人)
ドイツ  285 230  515
日本   230  80  310~340
イタリア  28   9   37
戦勝国
ソ連  1450 700  2150
中国   132 1000 1132以上
ポーランド 85 578  663 (うちユダヤ人600以上)
米国    29   0    29
英国    27   6    33
仏国    21   6    38

※第二次世界大戦での総戦死者数は5355万人と言われておるそうです。
グラフはタイムズアトラス「第二次世界大戦歴史地図」と日本は厚生労働省資料より。
戦死者数はソ連の2150万人の数が図抜けて多い。中国の1132万人も民間人の1000万はそれ以上としている。
日本が中国.ソ連(ロシア)と国交を続けていく際にこの戦争における戦没者の数(国民としての痛み)を無視して考えることはできない。
米国の29万人の3倍~7倍の被害。従来の認識を変える必要性を感じています。
ロシアとの北方領土問題の難しさは当然だろうし、中国人の日本に対する視線の厳しさは十分根拠のある数字とおもうところです。

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1 コメント

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米国の戦死者 (コーチャン)
2010-04-23 03:14:50
米国は朝鮮戦争で5.4万人、ベトナム戦争で5.8万人の戦死者を出している。南北戦争(62万人)を除けばやはり第二次大戦の29万人は最大の戦争であった。
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