しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

ゴミ屋敷

2017年12月08日 | Weblog
ゴミ屋敷問題の番組を見た。すさまじい光景だった。生活用品、食料品を持ち込んだまま、一切分別排出することが無い。
トイレ、風呂も使えない状態。汚物はペットボトルに入れてふた。犬猫のペットの死骸も放置。ゴキブリも2階に逃げて重みで天井が抜け落ちた。数万匹の巨大化したゴキブリが落下した。住民の7割は女性。職業は看護師が圧倒的。不規則な勤務時間、コミだしできる時間もない、死といつもとなり合わせのストレスの多い職業。分別指導の細分化でゴミ出しが難しくなった。生ごみとプラ、危険物、区分けができない。全部一括で同じ袋に入れて出す。違反ゴミは置いていかれる。常習者はゴミ当番に注意を受ける。以降、ゴミ出しができなくなり
ゴミ屋敷化する。ゴミ屋敷の専門業者に依頼すると1DK住宅で23万~30万かかる。1戸建て住宅がゴミ屋敷となると数百万かかる。
解体費用と同額だ。ゴミ屋敷化した廃屋の撤去費用は2倍費用がかさむ。かくして高齢者の単身世帯が亡くなると地域の大問題が発生する。
まず、肉親を捜す。みつからないと行政に連絡する。行政も手が回らない実情があり放置期間が長期となる。近隣住民が怒りで別行動。TV,報道される。こんな図式だ。なんでもブルドーザーで一括壊し、残骸は一括償却する。夢の島に運ぶ式が今、再燃している。特別立法だ。法律で解体処分をしやすくする。利権者探しは後日で良い。「ゴミ屋敷問題」先送りできない、喫緊の課題だ。森友問題より先に議論してもらいたい。
そっちの方が庶民には重要な問題だ。

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