「拘束された日本人を危険にさらす行為だ」「非軍事の人道支援はない」と安倍首相に国会で追及する共産党の政策委員長。
どうもこの人は、イスラム国側に立って日本の首相を糾弾しようと考えているようだ。
「最近も殺戮を行い、批判を浴びているイスラエルと軍事協力をし、そのイスラエルの首相と肩を並べ「テロと戦う」と述べることが、中東諸国の人々にどう受け止められるか考慮したのか」「高速された日本人を危機にさらす危険性を考慮したのか」こうまくしたてた。1月の中東訪問時の安倍首相の言動を批判したのだ。
安倍首相は反論する。「今の小池さんの考え方は全く間違っている。私がイスラエルと関係を持ち、イスラエルにアラブの考え方を伝えることはアラブの国々が望んでいることだ」「エジプトでもヨルダンでもパレスチナでも私がイスラエル首相と会談して言うべきことを言い、中東和平に向けて進んで行くことを促したことに対して評価されている」と反論した。
「いたずらな刺激はさけなければならないが、テロリストに過度な気配りをする必要はない。ISIS(イスラム国)に対して批判をしてはいけないと言うような批判に聞こえる」と反論した。
「イスラム国と対峙する国々への協力姿勢を打ち出した演説は現地で好評価を得ている」とも主張した。
首相の答弁は当然だ。政府は良くやっている。評価されてよい。イスラム国の側に立つような共産党の主張には腹が立つ。
こんな政策委員長など国賊とすべきだ。
国会中継を見ると誰が日本のことを心配しているのか良くわかる。国会でのやりとりは十分世論形成に役立っている。