8月29日、土曜日だけれどリハビリに休みの日はありません。お昼前、わたしのリハビリの空き時間に、頼んでいた荷物を届けに“ワイフ君”が病院まで来てくれました。新型コロナの感染予防のために直接の面会は禁止ですが、病院のスタッフの方に荷物を預けにきた“ワイフ君”と、少し距離を置いた状態で会うことが出来ました。
「ありがとうな」
少し離れたところで杖をつきながら、そう話しかけるわたしを見た“ワイフ君”。
「歩けるの?」
「うん、杖なしでも歩けることは歩ける」
「・・・」
「ありがとうな、気をつけて帰りなよ」
看護師さんを介して受け取った荷物を右手に持ち、左手で杖をつきながら踵を返して歩き始めたわたしの姿を、じっと目で追っているであろう“ワイフ君”の視線を背中に感じながら病室へと帰りました。病室に荷物を置いた後、駐車場の見える食堂から“ワイフ君”が帰るのを見ていました。“ワイフ君”は1階の事務所で7月分の入院費を支払った後、4階の食堂から見ているわたしに軽く手を振って車に乗り込み帰っていきました。
(2020.8.29 3:27pm 病室の北窓から見えた入道雲)
午後3時半、ちょうど入道雲の下がわが家のあたり。“ワイフ君”に電話を入れ、きょうのお礼を言った後に娘と電話を替わると、急にピューピューいうほどの風が出てきたとのこと。病室からはゴロゴロと雷の音が・・・、これは一雨来るかもしれない。
わたしは現在、歩行練習と右腕のリハビリ、そして今週は「運転をしたい」というわたしの希望にあわせて「脳のテスト」が行われています。脳梗塞になると運動機能ばかりでなく、そちらの方も当然ダメージを受けることがあるんですね。この「脳のテスト」が1日1時間で1週間続いていて、注意力、記憶力、計算力、判断力、図形認識、論理的な考え方など様々なところをテストされるのです。「脳トレ」のようで結構楽しい部分もあったことは確かですが、それでなくても老化の進んでいる脳ミソなのに、記憶力など試されるのは本当にキツくて参りました。いささか脳が疲れています。ハハ・・・
★【脳梗塞とリハビリの日々①】はこちらから/【脳梗塞とリハビリの日々⑩】へ
車の運転、大事ですよね。私の実家もKojiさんちから車なら15分といったところですが、後期高齢者になった両親は免許更新の認知テストに四苦八苦です。
どうか焦らずに気を楽にして..
はやく元の生活に戻りたいのはやまやまですが、家族にはいましばらく現状で耐え忍んでもらいます。残暑の厳しいうちは冷房の効いた病院の方が快適なので、じっくりと仕上げてから帰るつもりです。リハビリは早いうちに集中してやることも大事ですからね。
今回の頭のテストも認知症のテストをさらに詳細に調べるためのものなのかも知れません。
入院でのリハビリ期間には決まりがあるので、できる限り満足いく形に仕上げていきたいのです。がんばりますよ。
お気遣いありがとうございます。
調子よく歩けるときとそうでないときのムラがあって、まだまだ杖は離せそうにありません。杖無しで歩けるようになるまで頑張るつもりです。
いろいろお教えいただきほんとうにうれしく思います。ありがとうございます。
妻の母が大震災のひと月前に脳梗塞を起こしたときは,いろいろな症状が出て主治医から「まだら惚けが出ています」と言われました。介護認定に関わることなので,日々の怪しいことに目を配っていたのですが,娘が「料理の載った皿を直にコンロの火に掛けた」という言葉で,介護認定を重くしてもらいました。家にヘルパーさんが来ると言うくらいだと,失火する可能性があるので,デイケアを受けないとダメだろうという判断です。
kojiさんは母と比べれば,日常言語に問題はありませんし,自分にとっての課題を正確に理解し対処しようとしていますから,知的レベルでの問題は見受けられないと思います。
とすれば,やるべきことは。
クルマの運転,頑張りましょう。自転車も一緒に遊びましょう。
kojiさんと同じ年の米沢の自転車屋のオヤジは,文句を言いながら,クルマの運転もやり(端で見ていてちょっと怖い),たまに自転車に乗り,自転車の整備をやっています。
kojiさんなら,やれます。
自動車だけでなく、間もなく自転車にも乗れるようになりますね。
退院された暁には、自転車は私がご一緒しますからね。
ぜひ「みちのくサイクリングロード」を走りましょう。
楽しみにしています(^o^)/~
今後ますます車の必要性が高まってくることを考えると、何としてでも運転のための障害はクリアしなければなりません。そのためにもう少し時間をかけてリハビリしたいと思っています。
早く自転車にも乗ってみたいものです。いつも応援ありがとうございます。
どんな走りができるか分かりませんが、みちのく自転車道を走ってみたいですね。そのために今は精々リハビリに励みます。
その折にはどうぞよろしくお願いいたします。