またまたお騒がせ

昨日の突然の貴乃花親方の引退騒動。
テレビワイドショーは昨日夕方の記者会見から、今日の今まで貴乃花さんの問
題で大いに盛り上がっている。

日本の国技、相撲界のスーパースター貴乃花の引退劇、このまま消えていくの
を惜しむ人が多いのはもっともである。

3月の弟子の暴力事件に発した、告発状取り下げ。その後の協会への恭順の態度。
しばらく、息をひそめておくのかと思っていた。

それが突然の引退会見。驚きますねえ。

いろいろと問題があり、応援、擁護する人、批判的な意見を持つ人、いろいろ。

ちょっとここで私見を述べさせていただく。

今回の問題、昨年九州場所前の鳥取巡業での、日馬富士の暴力事件が発端。
その事件の被害者が貴乃花部屋の力士、貴ノ岩。

それをきっかけに横綱が一人角界を離れることになった。

筆者が今でも不思議に思っているのが、貴乃花親方の当時の態度。
事件の発生を協会に届けず、警察だけに届けた。
診断書が２通あり、さらに傷害事件の被害者貴ノ岩を最後まで表に出さなかった。

なぜか？
あのとき、貴乃岩の状況を明らかにし、正確な診断書を協会に提出していたら、
その後の流れはだいぶ変わっていたのでは無かろうか。

たしか福岡の病院の診断書は、たいした傷ではない、との診断だったように記憶して
いる。
あのとき本人の傷を明らかにすると、貴乃花親方のシナリオに不利になると考えたの
では、との憶測も出てくる。

刑事事件になったので、警察はもっと事態を明らかにしてもよかったのではないか。

そのあたりの、スタートが全く闇の中なので、いろんな憶測がとびかってしまう。
今こそ貴ノ岩が事実を述べる時ではないか。