「ボビー ワトソン T」 ♂ミニュチアシュナウザー 愛称ワトちゃん
2003年8月1日生まれ
本日17時25分 旅立ちました。
日曜日から、入院加療していましたが、発作の間隔がだんだん
短くなり、とうとう旅立ちました。
14年と9ヶ月、家族同然の生活。
在りし日のワトちゃん。
バルコニーから富士山を見るのが好きでした。(と私が思っていただけかも)
意識が無くなり、もうだめ、というとき先生が自宅へいったん帰して
くださいましたので、一緒に外の風景を見ました。
おそらく本人(犬)は何もわからなかったと思いますが。
私としては、最後にいい思い出ができました。
家族、といおうか、親友、といおうか、という付き合いでした。
ありがとう。いい旅を!
(以下、8月23日追記)
今日は18年8月23日。お盆も過ぎワトちゃんもまた天国に帰っていきました。
写真を加えて、思い出を新たに。
最後の日、病院の先生が「もう長くないので、おうちに連れて帰ってください。
鎮静剤を打っているので、寝ていますが、覚醒するとまた発作が出ます。その
ときは、連絡してください。」
自宅の前が病院だったので、先生も自宅で最期を、という思いだったのでしょう。
連れて帰り、最後に思い出の家の中を歩きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/1a/d191d071d7969fd8ba69efcdfb499f33.jpg)
よく一緒に見た富士山の方向に、顔を向けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/05/1b9f4885aa5402ef288793dccd940daa.jpg)
一緒にひなたぼっこをした椅子に座りました。
その時は気が付かなかったのですが、別の写真を拡大して見ると、
目を開けていました。
「おとうちゃん、さよならだね。楽しかったね。お母ちゃんと仲良くね。」
ワトチャン最後の言葉でした。
その後、涅槃に入りました。
友達だった、ぬいぐるみがワトちゃんを囲んであげました。
翌日がおわかれの儀式でした。花に囲まれて逝きました。
(以下 2021年12月30日 追記)
ワトちゃんが旅立って4回目のお正月がやってきます。3年半の日々が流れました。
その間、世界、日本ではこれまで経験したことがないような状況に陥っています。
そうコロナ禍です。
2019年の末のころ、ちょうど2年前です。中国湖北省武漢で最初の感染症大規模
発生が報じられました。
中国の都市ロックダウンを伴う厳戒態勢にただならぬらものを感じました。
その後新型コロナcovit-19はあっという間に世界中に広まり、日本もその例外では
ありませんでした。
2021年を迎えようとしている今でもまた新しい株オミクロンが現れ、世界中を
混乱に陥れています。もう2年も世界中が新型コロナに悩まされているわけです。
ワトちゃん、まさかこんなことになろうとは思ってもいなかったでしょう。
でも私たち夫婦はワトちゃんに大きなプレゼントをもらったと思っています。
ワトちゃんが旅立った後、私たちはワトちゃんの思い出とともに、旅に出続けました。
アジア、ヨーロッパ、アメリカ、と毎月のように、10回以上でかけました。
老夫婦の小さな冒険旅行でした。
2020年3月予定していたニューカレドニアをコロナのためキャンセルするまで旅は
続きました。
それ以後はご存知のように、世界中に新型コロナが広がり、海外旅行は不可能になりま
した。
ワトちゃんとの別れはつらかったのですが、今にして思えば、あれだけ旅ができたのは
ワトちゃんのプレゼントだったんだ、とワトちゃんに感謝する日々になっています。
なにしろ、今ではいつになったら海外旅行に出られる日が戻ってくるのか全く分かりません。
私たち夫婦も齢をかさね、今後海外冒険旅行に出かけるのは難しいでしょう。
オジンとオバンの数々の冒険旅行の思い出を作ってくれたワトちゃんにあらためて感謝して
いる今日この頃なのです。