今日、金価格が
１０６円の上昇となりました。
１グラムあたりの上昇なので相当な上昇です。
原因は言うまでもなく為替の円安が影響しています。
金の国際価格は非常に高い状態に今もあり、
それが円高によって隠されていました。
円建て価格は昨年年末からの円安方向によって急激に上昇しています。
非常に注視すべき事です。
ちなみに年初の価格は４，８８９円。
本日の価格は５，０６７円。
たった１週間でこれだけの差が出るのです。
恐ろしい限り。
ネット上のニュースで、
米国の国債価格が下落しているとか。
と言うことは金利が上昇していると言うこと。
このまま金利が上昇し続けるとは思えないのですが、
この影響は為替の円安を後押しする要因になります。
１ドル９０円くらいで止まってくれれば良いのですが、
ひょっとして止まらなかったときが問題。
皆さん、
是非とも、このニュースをしっかりと把握しておいてください。
私達の生活に直結していることなので。
退職金で資産運用を始めましょう。
と、
宣伝している金融機関があります。
でもよく考えてください。
退職して、人生の最後をどの様に暮らすか、
年金支給開始年齢が遅くなってきているとはいえ、
だいたい一千万円程度か、それ以上の一時金が入ってくるのです。
６０歳になって、
人生どれだけ残っているのでしょうか。
個人にもよりますが、
８０歳まで２０年。
年間３００万円必要と言われていますが、
そんな贅沢な暮らし、ほとんどの人がしていません。
だとしたら６５歳から年金が満額もらえるとして、
もはや、多少の貯蓄と退職金があれば、
それ以上の資金は余分ではないでしょうか。
それにリスクをとってまで投資をする必要はありません、
ないと思います。
投資は、時間的な余裕が必要です。
定年後の時間、
人生を楽しむのにまだ、ストレスをため込む投資はやめておいた方が人生楽しいと思いませんか。
評価損が出るとか、いつ売却するとか、考えて日々を過ごすより、家族や仲間とわいわい過ごす方が良いと思いませんか。
まあ人それぞれです。いろんな人生があります。
でも、
欲を出しすぎて、人生が楽しいでしょうか。？？？
よくよく考えることだと思います。
企業の宣伝に乗らないようにしましょう。
銀行などの金融機関の預金金利が大きく下落しています。
昨年は一時的にせよ、上昇しましたが、
今年は下落しています。
普通預金は、０．０４％程度。
定期預金は１年もので、０．０７～０．０９％です。
昨年の夏頃には、
１年で、０．２５％程度でしたが、
今年に入ってから０．１％を割り込んでいます。
この様な低金利では、預金の魅力もなくなってしまいます。
また、貧富の差がさらに拡大していきそうな予感がしています。
ここ最近、
金やプラチナなどの貴金属価格が大きく上昇しています。
今日も、金の価格が３８円、プラチナが７１円、と大きく上昇です。
無論、為替が円安傾向になっている事も影響していますが、
世界的な景気回復期待が大きく影響しているようです。
為替においてユーロの上昇が大きく影響しているとの報道があるので、
このあたりを考えると、
この傾向はしばらく続くのではないでしょうか。
ここ数日で、金は１００円ほど、プラチナに至っては３００円近くも上昇しています。
非常に大きな上昇です。
一時的な下落の可能性もあるかもしれません。
しかし、この流れはユーロの財政不安が出ない限り、
続くのではないでしょうか。
ここに掲載の記事は、個人の考えであり、将来を約束したものではありません。
取引にあたっては個人の責任において行ってください。