今日は、こども芸術大学の顧問である、
千容子先生にお茶会を催していただきました。
年長児が畳に上がらせていただきます。
裏千家の中村宗石先生にお抹茶をたてていただき、
おいしいお菓子とお茶をいただきます。
まずは、お菓子をいただきます。
普段しているお茶会のときのようにお辞儀をして。
でもやっぱりいつもより緊張します!
お抹茶をいただいたのですが、千先生によると、大人がいただくものと
同じものを、少なめにして出していただいたとのこと。
つい何でも子ども向けにしてしまいがちな世の中ですが、
そのものの味を知る、ということでいえば、味を変えてしまうのではなく、
ほんの少量でも同じものをいただく、というのも大切なことなのだと思いました。
年中児と年少児は椅子席からお点前を拝見させていただきました。
その後にテーブル席に移動すると、おいしそうなお菓子がやってきました。
お抹茶もこのとおり。おいしくて舌がぺろりと出ちゃいますね!
後半はお母さんたちの番です。
今日のしつらえについて、残花のお話から四季の移り変わりを感じる
ことを教えていただきました。
茶席がとてもよい場になるように、水屋(裏方)がいろいろな気遣いを
しているというお話などは、普段のくらしの中にも意識していけたら
いいなと思うお話でした。
さっそく、裏山の竹で花器をつくりたいな、という声も出ています。
今日、感じたことや、学んだ四季のこと、気遣いのことなどを思い出しながら、
毎週のこども芸術大学にもつなげていきたいと思います。
今日はこうしたお茶会を催していただき、本当にありがとうございました。
(笠原広一)