こども芸術大学ブログ

こども芸術大学の活動の様子をお伝えします

竹の1日

2010-06-02 18:00:53 | 対話の時間
「竹切りに行くぞー」

朝から子どもたちに声をかけ、竹を切りに山へ行きました

こども芸術大学では普段から竹のぼりや竹わたりの遊びに親しんでいて
今日は、第○代(けっこう代替わりしているかも・・・)の竹のぼり用の竹をもらいに山に入ってきました



ちょうどよさそうな太さの竹を選んで切って




力を合わせて運びます



そして持って帰ってきた竹を磨いて、みんなで竹のぼり




のぼったり、渡ったり、ぶらさがったり、竹ってほんといろんな遊び方ができて面白い

残りの材料では竹の笛や竹のお皿を作って遊びました



そして、今日のおやつは竹の節を器にして作ったようかん

昔の人は、大事なお客さんが来たときに
そのときとった切りたての竹を使って、お客さんにようかんを出したそうです

大切な竹をわざわざ切ってきて、お客さんに出すということは
それだけその人を大事にしているということ

昔の人が考えた気持ちの伝え方を知るきっかけにもなりました



突然ですが、ここでクイズ!

竹って、木だと思いますか?草だと思いますか?



正解は・・・




「微妙」




だそうです。長い間議論がされているのだけど、決着していないということで・・・




じゃあ、第二問

「竹の花って、あまり見たことありませんが、竹ってそもそも花は咲くのでしょうか?」



正解は・・・




60年周期とか、120年周期とかで開花するみたいだけど、詳しいことはよくわかっていない


だそうです




よくわからないやつだけど

人の生活に密着している竹という存在

僕は大好きです(山本一成)