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5年後10年後子どもたちが健やかに育つ会・春日部 ~放射能から子どもの未来を守ろう~

収束しない原発事故。その日本で、こどもたちを放射能から守り、平和の中で暮らせるよう、学んで、行動していきましょう。

7月18日 春日部市環境経済部 27日教育委員会に伺いました。

2012-07-30 22:06:24 | 春日部市
6月からの土壌調査や、尿検査の結果を含めた資料を持参して、春日部市や教育委員会に行ってきました。

①測定について
学校などは、昨年秋までに空間線量を測り、一部高かったところの除染をしています。

ところが、その後、学校に関しては、空間線量の測定も中断してしまっているのです。

市は、市役所や、ゆっく武里などでその後も定点観測していますが、どうしてそこなのでしょうか?

4カ所中3ヶ所がアスファルトなどのところで、子どもたちが土ぼこりの中で生活し、遊ぶ環境とはかけ離れています。

教育部長さんは、そこでの観測値が変化したら他も測定するとおっしゃっていましたが、局所的な汚染は、線量計を5cmに近付けてもなかなか表れないもの。学校や通学路、公園の変化が、市役所でわかるとは思えません。

手間はかかりますが、1μSv/h以上などと言わずに、空間線量を継続して測り、少しでも高いところは土壌を測定に出してほしいものです。
さいたまラボさんでは持ち込めば、2検体で2500円。
今までの測定の経験と合わせれば、高そうなところがどんどんわかって来るはず。

風や雨で集まったものをしっかり測って除染していきたいものです。

環境経済部との懇談の中で、この夏から土壌測定を始めるということが話されました
8/6に伺ったところ、今どのように採取してきちんとした比較のできる測定に出来るか検討中だそうです。
土にはもともと基準がないため、市としては動くのがとても難しいようです。
私たち親としては、子どもたちが接するのですから、本当なら事故以前、難しいならせめて食品の基準に持って行ってほしいですね。

それでも、検討を始めてくださっているのですからうれしいです。
春日部市は、昨年の事からも、決まればドンドン進むはずです。
大いに期待したいと思います。

②給食について

尿検査の結果からも、気にしていても内部被ばくを防ぐのは簡単なことではありません。また、一日1ベクレルでも、毎日取り続けると、体内の放射性物質は増えていきます。
福島の調査の再検査で減っていなかった子どもも毎日数㏃取り続けることで減らないのではと言われています。それ以下でも、排出が追いつかなければ、ずっと体内にあり続けることになります。

今、給食の1食分検査の検出限界値が137・134それぞれ10ベクレルです。不検出と言われても、20Bq/Kg入っていることもありうるのです。
福島の陰膳調査でも1食分からそんなに出ていることはありませんでした。
ということは、検出限界を1ベクレル/kgまで下げて検査をしていかないと、関東地方の食事の汚染はわからないことになります。

たくさんの質問やお願いに、この場で何かを決めることは出来ないと教育部長さんはおっしゃっていましたが、給食の食材産地一覧をみても、産地や食材を気をつけて下さっていることが伺えます。
今後の取り組みに期待したいと思います。(ともっち)

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