センリョウ(千両)以外は全てヤブコウジ科の植物で、秋に赤又は白の実(6~8mm)が付き、小鳥達の絶好のターゲットになります。特にマンリョウ(万両)を植栽している庭が多いこともあり、小鳥があちらこちらに運んで実生するケースが後を絶ちません。
ここ光庭でも毎年春になると10本程の実生を確認出来ますので、適当に間引いています。さて、皆さんは4種の見分けは出来ますか?マンリョウ(万両)は50cm程幹が伸び、先端部に葉が展開し、この葉の下に実がなります。葉の上になるのがセンリョウ(千両)です。ヒャクリョウ(百両)は、実が葉の下に付くのはセンリョウと同じですが、葉が細長く大きいと言う特徴があります。最後のジュウリョウ(十両)は園芸店では正にヤブコウジとして販売されていますが、他の3種と比べて様子を異にしますので、仲間だとは思えないですね。そうは言っても特徴のある実はなりますが・・・。一度、園芸店で見比べて下さい。
この他に、イチリョウ(一両)がありますが、アカネ科の常緑低木の植物で葉の付け根に鋭い棘があり、登ってくるアリを刺し通す程の鋭さから別名アリドウシとも呼ばれています。写真は左からマンリョウ、センリョウ、ヒャクリョウ、ジュウリョウ、イチリョウ。
光庭にはマンリョウ、センリョウ、ジュウリョウの3種がありますが、秋にはクロガネモチ、ソヨゴにも赤い実がなり、花とは違った風情を感じることが出来ます。
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