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ようこそ、胡蝶蘭のブログに。EM庭園の「光庭の四季折々」、EM菜園の「光園の自然農法栽培」等を気ままに綴る。

新型コロナウィルスワクチン

2020年07月19日 | 光庭&光園

 このところの都内感染者数の勢いが止まらない。恐れていた事ながら、最近のコロナ感染者の特徴は20才~40才までが多いと言う事で、トレンド的には50才以上の中高年の感染者も確実に上昇傾向にあり、感染後の重症化に注意が必要です。更にどこでどうやって感染したのか不明な割合も50%以上の日もある。とりもなおさず飛沫感染や空気感染が知らず知らずの内に拡がっているのかも知れません。
 人は一日も早い有効薬やワクチンを切望していますが、朗報を耳にする事はありません。ワクチン開発は欧米や中国が先行していると言いますが、日本でも遅ればせながら開発中とされています。
 年末にはできる、と言っていましたが、段々とそのトーンは下がり続けています。最近ではワクチンの事を話題にする報道が少なくなっているようにさえ見受けられます。
 ここに来てノーベル生理学・医学賞(2018年)を受賞した本庶 佑氏(京都大学特別教授)が、文芸春秋の記事で免疫の仕組みを利用するワクチンの開発に否定的な見解を述べているのです。世界を代表するノーベル賞免疫学者は、

 「インフルエンザのワクチンを打っても効かないことが多いのは、流行している間に、ウイルスの遺伝子が変異していくからです。遺伝子が変異してしまうと、ワクチンが効きにくくなったり、まったく効かなくなったりするのです」

 「(新型コロナウィルスも変異するスピードが速い為に)中国で発生して以来、世界各地に広がっていく過程で変異を繰り返し、5月末ですでに数百の変異があるという報告があります。ワクチンが完成しても、開発当初とは異なる遺伝子のウイルスが蔓延しているかもしれない。そうなると、一部のウイルスにしか効かないことも十分にあり得ます」
 
 このように世界的な権威の方のお話を聞くと、今回の新型コロナウィルスが尋常ではない相手と思えてくる。

 ワクチンにはDNA型とRNA型があります。今回の新型コロナウィルスはインフルエンザウイルスやHIVウイルスと同じように、DNA型ではなく、RNA型を遺伝子に持つウイルスですから、効果的なワクチンを作るのは当初より難しいことが知られています。二重らせんという安定的な構造を持つDNA型に対し、一重らせんのRNA型はその構造が不安定で、遺伝子が変異しやすいのが最大の理由なんだそうです。

 そう言われれば、SARS(2002年)、MERS(2012年)ウィルスも今回の新型コロナウィルスの仲間ですが、未だにワクチンは開発されていない。この事をどう見るか・・
 当初から期待されていた日の丸有効薬の「アビガン」の有効性も良く分からない。あれほど推奨していた専門家のトーンが下がっている今、やはり安易な期待を抱くのは禁物なのだろうか。
 昔から病気になったら病院で治してもらえるから、今は好きな事をするんだと言う人がいるが、病院でも治せない病気がある事を知るべき。
 今回の新型コロナウィルスでは、若い人は感染しても発症しなかったり、発症しても軽症で済むケースが多い反面、高齢者は発症し易く、しかも重症化して死亡する可能性があるそうです。
 有効薬が無い、頼みのワクチンも無い中、このような傾向を総合的に判断して、直ぐにやれることと言ったら高齢者は若者との接触を極力控える事に尽きるし、中長期的には軽い運動や太陽光を浴びる等の免疫力を上げる生活を徹底するのが良いでしょう。
 夜の町関連は感染した若者が若者や中高年に感染させ、中高年が高齢者にダメージを与える構図だと思えば良い。
 では、どうする?
 軽い運動や太陽光を浴びる等に加え、糖質セイゲニストで京都の高雄病院の院長である江部康二ドクターが言う、糖質制限による免疫向上で新型コロナウィルスに対峙したらどうだろうか。
 私はそうしているが・・・
 決断すれば誰でも直ぐにできる。
 要は炭水化物を取らない事(少なくする事)なのだから。
私はこれらに加え植物性乳酸菌を使った豆乳ヨーグルトを作り、毎朝定量(150g)食べるようにしています。お勧めなんですよ。
 



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