光園でのイチゴ栽培は10年以上も続けていたのですが、光園が狭小である事、他に栽培したい野菜があった為に一昨年に栽培を止めていました。
イチゴ栽培は毎年収穫後の5月頃に出て来るランナー苗を育てた後に10月頃に定植し、翌年5月の連休後に収穫するというサイクルを続ける事となります。耐寒性があり、害虫にも比較的に強いとあって趣味で栽培するのは比較的簡単で、しかも、苗を購入する事もないので安価に楽しめます。但し、場所は取りますが・・・
そんなイチゴ栽培を再開したのは、イチゴの水耕栽培に興味を引かれたからでした。静岡の実家では昔からトマトの水耕栽培をしていたので、ある程度は知識があったのも幸いしたのかも知れません。
今年5月に近所の知り合いから収穫の終わったイチゴの親株(1株)を譲り受け、光園にランナー出し目的で移植したのが始まりでした。ランナー株は親株(1株)より50株以上も育ち、その内より丈夫そうな孫株3株を水耕用の苗としました。
水耕と土耕との違いは土を使うか使わないかですから、今回の水耕栽培では土の代わりにヤシ殻を使います。このヤシ殻は保水性や保肥性、通気性に優れ、また扱い易いのが特徴です。今回は実家より貰って来ましたが、ネットでも購入できます。
土耕での定植は10月頃でしたが、水耕の場合は1か月以上も前の8月中頃には仮の定植を行い、10月になって大きめの容器に定植する必要があります。
栽培の手順を記します。
1)苗に付いた土を水で洗い、バケツ容器に水道水入れ、数分つけて置きます。
2)根をよく湿らせた水苔で包みます
3)3号ポットに定植。先にポットの底にヤシ殻を入れ、その後に水苔の周囲にもヤシ殻を軽く詰める。
ヤシ殻は使う前に十分に水に浸しておくのが大切です。
こうしてランナー苗の移植は短時間で終了します。
しばらくは水分補給のみを続け、2週間程が経過したら液肥の500倍液を水やり時に散布するようにします。水やりや液肥は一日1回で良いのですが、乾燥するようであれば2~3回/日に増やします。
株が成長したらイチゴ株を3号ポットから形を崩さずに出して、大きめのプラスチック容器(鉢)に移植して下さい。この際にヤシ殻をたくさん使いますのでやや多めに用意するようにしましょう。
朝晩の気温が低下する秋には、ガラス温室内に特別に設置するビニール温室に入れて常に室温を25℃以上に保つ工夫も必要ですね。
幸いラン栽培時に使用した吊り下げ式電気ファンが使えそうです。(写真)
最終的に株数は6株を予定。2021年の1~2月には収穫できると思います。
時々、レポートします。
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