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硬式野球部、三商戦 劇的サヨナラで7年ぶり優勝

2022-08-23 23:59:59 | ニュース
 8月23日(火)、硬式野球部の第85回三商戦がほっともっとフィールド神戸で行われた。初戦で大公大に勝利した神戸大は、続く一橋大戦でサヨナラ勝ちを収め、2015年の第80回大会以来、見事7年5大会ぶりの優勝を飾った。最優秀選手賞は大公大戦で3安打猛打賞の林大貴(法4年)が受賞した。<久保田一輝>



(写真:サヨナラ勝利を喜ぶ選手達。2022年8月24日、神戸市須磨区のほっともっとフィールド神戸で撮影。)

 普段はエースの藤原涼太(工4年)が完投することが多いが、OP戦が続くこともあり、この三商戦は8人のピッチャーが投げ抜いた。



(写真:一橋大戦で先発登板した藤原主将。)

 大公大戦は、序盤に守りのミスから失点したものの、5回に北原の押し出しフォアボールで同点に追いつくと、その後も東垣和希(営4年)のタイムリーヒットなどで追加点を重ね、5-2で逆転勝利を収めた。

 続く一橋大戦は、3回に駒寿のタイムリーヒットで先制し、4回には前田幸希(工3年)の2点タイムリーヒットで3-0としたが、5回に守りのミスから逆転を許すと、7回にも追加点を奪われ苦しい展開となった。

 4点を追う8回裏、神戸大のあきらめない野球が真骨頂を発揮する。先頭の日下凌(済2年)がライト前ヒットで出塁すると、ベンチは一気に反撃ムードに。ヒットとフォアボールで1死満塁とすると、前田が押し出しフォアボールを選び、まず1点を返す。来田一浩(海事4年)のタイムリーヒットで2点差とすると、続く佐伯将輝(済4年)の打球を相手のファーストが後逸。その間にランナーが2人生還し、同点に追いつく。その後、駒寿諒真(国人3年)がレフト前にサヨナラタイムリーを放ち、8-7で見事なサヨナラ勝ちを収めた。



(写真:同点のホームに生還する前田選手。)



(写真:サヨナラタイムリーヒットを放つ駒寿選手。)

 応援団も駆けつけ、スタンドから熱いエールを送った。団長の古田徳幸さん(済4年)は試合後のインタビューで「まずは勝ててよかった。(声出しの制限が解除され)3年前のような応援ができた。スタンドで盛り上げてくれた同級生に感無量です。」と話した。



(写真:スタンドから熱いエールを送る古田団長。)



(写真:厳しい暑さの中エールを送る応援団員達。)

≪第85回 旧三商大定期戦 第1試合 vs大阪公立大学 @ほっともっとフィールド神戸≫
神戸大  000 113 000|5
大公大  020 000 000|2

≪第85回 旧三商大定期戦 第3試合 vs一橋大学@ほっともっとフィールド神戸≫
一橋大 000 040 30|7
神戸大 001 200 05|8
(時間の都合上、大会規定により8回終了)


【訂正】タイトルに「5年ぶり優勝」とありましたが、「7年ぶり優勝」の誤りでした。おわびして訂正します。(2022年8月25日15時15分 編集部)



フォーミュラチームFORTEK クラウドファンディングで目標金額達成

2022-08-23 20:58:07 | ニュース
 神戸大フォーミュラチームFORTEKが、全国大会での上位入賞を目指して行っていたクラウドファンディングが8月22日に終了した。52名の支援者が集まり、目標金額60万円のところ、83万4千円の支援があった。〈奥田百合子〉


(画像:車両製作のための支援を募っていたクラウドファンディングサイトより)

 「学生フォーミュラ」とは、学生自身がフォーミュラカーを設計・製作し、車の走行性能だけでなく車両コンセプトやコスト審査など、ものづくりの総合力を競う競技だ。

 FORTEKはこの活動を通じて、机上の学問では学ぶことのできない体験をし、実践的で幅広い知識を身につけることで、将来的に優れたエンジニアになることを目指している。

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▽フォーミュラチームFORTEK 車両製作のためクラウドファンディング=https://blog.goo.ne.jp/kobe_u_media/e/36587a88062ccf3f31f8c00c70fb1861



松本萌恵さん(農4) スイスの世界大学オリエンテーリング選手権出場

2022-08-22 11:23:35 | ニュース

 8月16日(火)から21日(日)までの5日間、スイスで世界大学オリエンテーリング選手権が開催された。その大会に、神戸大農学部4年生で、神戸大オリエンテーリング部に所属する松本萌恵選手が出場した。記録は51分56秒だった。<出口華>

(写真:6月の全日本大会スプリント部門で競技中の松本選手。オリエンテーリングサークル提供。)

 8月16日(火)から21日(日)までの5日間、スイスで世界大学オリエンテーリング選手権が開催され、神戸大農学部4年生で、神戸大オリエンテーリング部所属の松本萌恵選手が出場した。  記録は、51分56秒だったが、日本チームは、第1走者が失格となってしまった。

(写真:6月末の世界選手権で他の選手を応援する松本選手。オリエンテーリングサークル提供。)

 オリエンテーリングとは、森や公園で、地図上に表示された目印の地点をたどっていき、ゴールまでのタイムを競う競技スポーツ。各地点間はどのように進んでもよく、より早いルートを自分で考えて進むところが、マラソンやクロスカントリーなどとは違う、オリエンテーリングの特徴であり、魅力といわれる。 知力と体力がともに必要となるスポーツ。

 神戸大オリエンテーリング部は、週に1度ほど、阪大、奈良女大と共に活動している。現在も新入部員を募集している。

▽神戸大学オリエンテーリングクラブHP=http://kobeunivolk.web.fc2.com/intro.html

(写真:全日本スプリント部門で女子クラス3位となり、表彰される松本選手。オリエンテーリングサークル提供。)

 松本選手の競技歴は3年半。2021年と2022年には世界選手権に出場し、2022年には日本学生オリエンテーリング選手権スプリント部門で優勝するなど、目覚ましい活躍を見せている。今回の大会については「世界の選手とレースできることを全力で楽しんで頑張ります!」と意気込みを寄せた。


男子ラクロス部、リーグ初戦 龍大に逆転勝利で好スタート

2022-08-20 23:59:59 | ニュース
 神戸大男子ラクロス部は8月20日、大阪市鶴見区の鶴見緑地スタジアムで行われた秋季1部リーグの初戦で、龍谷大と対戦。試合は、互いに点を取り合う展開となったが、同点の4Q、開始5分までに神戸大が2点を追加して勝ち越し、そのまま逃げ切って5-3で勝利。目標とする関西制覇に向け、順調な滑り出しとなった。第2試合の相手は京大で、27日(土)に非公開会場で行われる。


(写真:4Q、決勝のショットを決めた15番藤井直紀は、チームメイトとともに喜ぶ。)


 1Q、神戸大は開始6分、7番吉川未来(農4年)が先制のショットを決める。しかし、リーグ初戦の緊張のせいかパスをうまくつなげることができない。10分、自陣右側に攻め込まれ、神戸大は複数人で囲んで抑えようとしたが、合間を抜くショットを決められ、すぐさま同点とされる。


(写真: 1Q、先制のショットを決めた7番吉川。2022年8月29日、大阪市鶴見区の鶴見緑地スタジアムで撮影。)


 2Qにはショットを2本許して勝ち越された。神戸大は相手のミスも絡んで、3度のショットを試みたがいずれも外れ、ビハインドのまま前半を終える。

 3Q、フェイスオフをものにした神戸大は敵陣に攻め込む。7番吉川のショットは外れるもチェイスでパスを繋いでいき、ゴール間近で受け取った53番がそのまま決めて1点差。8分には、相手の反則によりマンアップオフェンスとなったところ、センターライン付近から14番田中優平(法4年)がロングショットを決め、同点に追いついた。

 勝負の4Q、神戸大が最初から勝負を仕掛ける。1分、敵陣でチェイスした15番藤井直紀がそのままゴール前へ回り込み、勝ち越しのショットを決めた。は試合後、「チェイス後のプレーでゴールを決めるのが自分の仕事。上手くできてよかった」と振り返った。3分には14番田中がこの試合2回目のショットを決め追加点。その後、相手に攻め込まれることもあったが、ゴーリーの2番中村圭(済4年)のセーブや、焦った相手の拙攻にも助けられて逃げ切り、初戦を勝利で飾った。
 

(写真:4Q、決勝のショットを決める15番藤井)


 第2戦の相手は、昨年のリーグ戦でも5月に行われた定期戦でも敗北した京大で、今シーズンの山場の一つになりそうだ。試合は、27日(土)に非公開会場で行われる。

 吉川未来主将のコメント。「前半は相手にペースを奪われてしまいましたが、ハーフタイムで、今まで自分たちのやってきたことは間違ってないと言って自信を取り戻し、修正していくことができました。今後も、相手のプレーに引っ張られないような試合運びをしていきたいです」

谷口寛ヘッドコーチのコメント
「開幕戦は緊張するものだという想定でいましたが、実際に序盤は緊張によるミスが目立ちました。他にもケガ人が多くギリギリの状態ではあったのですが、その中で勝ててよかった。次の京大戦は山場になるが、連勝で波に乗りたいです」


 今年度の秋季リーグ戦は、1部リーグ所属の7チーム総当たりによる予選ブロックの後、ブロック1位から3位で決勝トーナメントを行い、最終的な順位が決定される。トーナメントでは、準決勝で2位と3位、決勝で1位と準決勝勝者が戦う。

 
《第32回関西学生ラクロスリーグ男子 @鶴見緑地スタジアム(大阪市鶴見区)》
   神戸大 龍谷大
1Q   1ー1
2Q   0-2
3Q   2-0
4Q   2-0
合計   5-3


マソック・ジャズオーケストラ YBBJCで8位入賞

2022-08-18 23:59:59 | ニュース
 神戸大学Mussoc Jazz Orchestra(通称マソック)は8月17日(水)、8月18日(木)に東京・練馬区で開催された第53回ヤマノ・ビッグ・バンドジャズコンテスト(YBBJC)で8位に入賞し、次回大会のシード権を得た。<尾畑陽貴>

 8月17日(水)、8月18日(木)に東京・練馬文化センター大ホールで第53回ヤマノ・ビッグバンド・ジャズコンテスト(YBBJC)が開催された。YBBJCは山野楽器が主催する年次開催のビッグバンド・ジャズのコンテストである。第一回が開催されたのは1970年であり、同大会は50年以上の歴史を誇る。今大会では全国から24団体の学生ビッグバンド・オーケストラが出場した。

 神戸大学Mussoc Jazz Orchestra(通称マソック)は今大会で『E.S.P.』と『Eye of the Hurricane』の2曲を演奏し、8位を獲得した。


(写真:大会結果 山野楽器公式HPより)
 
 
 マソックは20位以内に入賞したため、次回大会では「シードバンド」として予選が免除される。


▽THE 53rd YAMANO BIG BAND JAZZ CONTEST 大会レポート
https://www.yamano-music.co.jp/ybbjc/2022/report/
▽mussoc2022公式ブログ
https://ameblo.jp/mussoc2022/entry-12760124068.html
▽神戸大学KOBE Mussoc J.O. twitterアカウント
https://twitter.com/Mussoc_KOBE