仕事がスムーズに進めましたから予定により半日ぐらい早く終わりました
成都空港ホテルに戻る前に郊外に恐竜博物館があり移動の間の昼食時間を利用して見学しました
本博物館は自貢世界地質公園(総面積56.62㎞㎡)の一角を構成するもので、1987年1月に開館されました。市中心から東北約9kmの大山鋪238号に位置し、6.6万㎡を占めます。自貢市は中国で最も恐竜化石の発掘される地で、当地発掘恐竜化石を基本として博物館は開設されました。現在、本博物館は世界三大恐竜博物館として、著名になっています。開館時間は8時半~17時半(入場は17時まで)で、入場料は42元(60才以上は22元、70才以上は無料)です。なお、日本語ガイド案内もあります
入ると、丘が前にあります。この写真の光景が目に入ります。恐竜の音を立てて遠いところからも聞こえます,恐竜の音を聞くと中ジュラ紀時代に身を置いているようです
入館して左の室が「恐竜世界」です。ご覧のように、恐竜化石の生態陳列となっています。18種類の各種の恐竜(巴山首竜・太白華陽竜・自貢四川竜・四川巨棘竜・李氏蜀竜など)が展示されています。すべて自貢市で発掘されたものです。写真左に見えるのは長20mの合川馬門渓竜(Mamenchisaurus hochuanesis)で、自貢市紅旗郷発掘、晩ジュラ紀(1.5億年前)のものです
大山鋪発掘の中ジュラ紀(1.6億年前)の天府蛾眉竜(Omeisaurus tianfuensis)です。大きいのが長20m、小さいのが長6mの幼年恐竜です。親子を模して展示しているようです
ここは恐竜化石埋蔵現場をそのまま保存展示したところです。写真は遺址最奥からの全景です。面積1500㎡、世界最大規模の埋蔵現場です。数千の化石が重なり合って埋蔵されています。