青春

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クロアチア旅行(6)第4日スプリット、トロギール、イストラ半島

2009-08-19 19:36:47 | 旅行記

6.28(日)曇りのち雨 スプリット、トロギールを観光して長距離移動でリエカへ。

28_8 5時00分:起床。妻の体調も戻ってきたようだ。

6時30分:バゲッジダウンして2階のベランダに出てみると、そこは直ぐ海!!バ28_4 ケーションでこのホテルに何日も宿泊し、ボート遊びをする人が多いという。納得!

8時00分:ホテル出発。15分でスプリット到着。バスが止まったすぐ前が28_6 ディオクレティアヌス宮殿の城壁。この宮殿は、ローマ時代(305年)にディオクレティアヌス帝が建てた宮殿で、6年間余生を過ごしたが、死後廃墟となった。その宮殿に、サロナを追28_14 われた市民が住み着き、スプリットの街が始まったという面白い歴史を持っている。地下宮殿には、当時の石で作った水道管や石棺、エジプトから持ってきたと思われるスフィンクスの像などが無造作に置かれている。

28_20 上に上がると大聖堂の鐘楼が聳えている。入場料28 10クーナを払って狭い階段を上る。1段づつの高さが高く、急な階段なので怖い。途中から下が透かして見える金網の階段になり、若い女の子が途中で尻ごみをして、動かなくなってしまった。

28_31 息は少し切れたが、上からの眺めは素晴らしい。ス28_35 プリットの全景が見える。港には豪華客船が停泊している。その手前にはさっき見てきた城壁。

階段を降りかけると、大理石なので滑り易く、狭いので上がってくる人と離合が難しい。

下に降りてショッピング。海綿が特徴らしく大きなものを選んで買う(180クーナ)。

28_7 28_311時00分:トロギールへ向かう。

12時00分:トロギール到着。トロギールは小さな島を城壁で囲った街で中世のまま時が止まったような街だ。この辺りから雨が降ってきた。

28_4_2すぐ城壁内のレストランで昼食。舌ビラメのフライがメインだが、前菜のイカのリゾットが美味28_9しかった。ビール(小)18クーナ、ジュース10クーナ。ビールはまずまず、地ビールの味がする。

食事の後は、トロギールの中心聖ロブロ大聖堂へ。これは13世紀に建28_12 造された建物で、正面入口の彫刻はロマネスク様式の聖書の物語などが描かれている。今日は日曜日なので門が閉まっていて遠くから見学。壁面には1対のライオンの像とその上にアダムとイヴの像。ライオンはヴェネチアのシンボルだった。

28_17 雨が降ってきたので、建物の壁から突き出した屋根つきのスペースで雨宿り。これはロッジアといい、市民の集会所として使われた場所という。天井に絵が描かれたりしており、会議や裁判等に28_21 も利用されたらしい。市民中心の政治が感じられ、市民とかけ離れた日本の政治を考えさせられる。

14時20分:トイレ休憩(5クーナ)後、イストラ半島リエカに向かって出発。350Kmの長距離移動だ(ー_ー)!!

16時45分:高速道のPAでトイレ休憩。バスの外は大雨がザーと来ては上がるという不安定29_2 な天候の1日だった。

19時20分:途中道に迷うこともあったが、車はバックでBONAVIAホテルに無事到着。細い道路をバックですいすいの運転技術に思わず拍手(^。^)y-.。o○

20時15分:ホテルの食堂で夕食。メインはローストポークでバイキング形式。赤ワイン(30クーナ)はグラスにチョッピリだったが美味しい。初めて美味しいワインに出会った。ビール(小)18クーナ。

21時00分:就寝。枕がタバコ臭く2時頃目が醒め、それから寝そびれてしまった。


クロアチア旅行(5)第3日モスタル・シベニク

2009-08-19 15:19:06 | 旅行記

6.27(土)晴れ モスタル、シベニク観光。スプリット泊。

6時00分:起床。快適だったホテル・ヒルトン、ドブロブニクともお別れだ。

27_3 8時00分:ホテルをバスで出発。進行方向左側の座席に座ったがこれが正解。眺めの良い海岸が延々と続く。ここら辺りがヨーロッパの別荘地というのも頷ける。

27_7 9時20分:PAでトイレ休憩。ネーム(NEUM)という土地だったが、ここからの眺めも素晴らしい。紺碧の海と赤い屋根の別荘らしき建物の対比が美しいが、なぜかスイスの風景を思い出させる。

10時20分:国境を越える。クロアチアの出国は何も無かったが、ボスニア・ヘルツゴビナの入国は検問がある。パスポートを用意すると兵士が乗り込んできて、顔とチェックする。殆ど見ていないので儀式のようだ。

27_3_2 11時15分:モスタル着。ここは内戦の跡がすさまじく残っている。無数の弾痕は何が起きたのかを物語っている。クロアチアに比べなぜ国力が回復しないのかが良く判る。戦争は絶対してはならないと強く思う(ー_ー)!!

27_9 駐車場から歩いて旧市街へ向かう。石を敷き詰めた道は綺麗だが、ゴツゴツとしていて歩きづらい。道の両側に土産物を売る店、食事をする店が並んでいる。銃弾を磨いてペンダントとして売っている店もある。

27_6 少し行くと綺麗な小さな石橋が見える。これと同じ型で作られ、2つの町をつないで一つの町になったという橋は、ボスニア27_10 内戦で破壊され、その後民族融和の象徴として再建された。ネトレヴァ川に架かるその新しい橋は、少し離れた教会の傍から見るのがベストポジション。綺麗なアーチが見えたが、近くに寄ると石橋に見えない。橋の上から若者がダイビングして、見物客からお金を貰っていた。

12時30分:昼食。白ワイン2ユーロ、ジュース2ユーロ。トルコ文化の影響が強いのか肉料理がメインで、何の肉か判らないがミンチにして香草を入れたソーセージの皮の無いような肉をオイルで焼いたものが5,6切れとジャガイモ。肉は臭いが気になり食べずらい。2,3切れ食べたが残してしまった。出されたものは全て食べるというポリシーを持って食事をしてきたが、これは初めて。他の人も同じ状態だった。妻はバス酔いもあり、何も口に入らない。口直しのデザートは砂糖浸けの甘い甘いケーキ?これも勘弁(ー_ー)!!

13時30分:出発。街路樹が全てボダイジュで実を一杯つけている。こんな街路樹も珍しい。

27 14時30分:出国し再びクロアチアへ。今回の検問もパスポートのチェック。

15時30分:高速道のPAでトイレ休憩。ここで水を購入5.66クーナ。他に比べると高い。水はガス入りとガス無しに注意。NonGussを選択。

27_7_2 17時00分:シベニク着。ここでトイレ休憩。ここのトイレは有料。男子:2クーナ、女子:2.5クーナ。

27_10_2 カベリカ通りを歩いて聖バルバラ教会へ向かう。この街も中世の面影を残す静かな街並みが形成されている。

27_2 聖バルバラ教会は15世紀に建てられたゴシック様式の教会。24時間表示の時計が珍しい。

27_19 世界遺産の聖ヤコブ大聖堂はこの街のシンボル。砲弾で屋根が壊れたとき、いち早く市民がこれを直したという。1432年から100年以上かかって建造27_11 された建物は、当初ゴシック様式で建築が進み、途中でルネッサンス様式に変更されたという。四角の土台の上に八角形のドーム。この聖堂で珍しいのが72人の人面彫刻が壁面を取り囲んでいること。この聖堂を作った人との説もあったらしいが、子供とか他国の人の顔もあり、当時の市民の姿とする説が有力らしい。

明日が日曜日で閉館ということで、今日の見学になったが、2組の結婚式が行われていて中に入れなかった(ー_ー)!!聖堂の外は賑やかに、中は厳粛に行われているのは国民性か?

18時25分:シベニク出発スプリットへ。

27_4 20時00分:レストランで夕食。ムール貝の料理+白ワイン(12クーナ)+水(9クーナ)。ムール貝の身は、ニュージランドで食べたものよりうん27_5 と小さかったが、妻が車酔いで食べないので、ケーキも含め2人分食べてしまった。帰ってからが怖い(ー_ー)!!

21時30分:ホテル・ルメリディアン到着。広い部屋だ!

23時00分:爆睡。