ガーリーバンドSCANDALに嵌った日

ガーリーガレージなバンド、SCANDALを応援するブログです。

「STANDARD」がキター!

2013-10-04 00:09:45 | シングル・アルバム感想
いやー、久しぶりのSCANDALのオールナイトニッポン、楽しませていただきました(´▽`)
まあ、ボクらの地方では、野球延長のために30分ほど聴けなかったんですけどね・・・他の番組カットして後日流せばええやん・・・(-_-;)ブツブツ

と、まあグチは置いておいて(^^ゞ
SCANDAL5thアルバム「STANDARD」、無事にフラゲして聴きこんでいます(´▽`)

これまでアルバムというと、1stは「とにかく楽しみで仕方ない」とひたすらワクワクしたのに対し、2nd、3rd、4thは方向性を占う意味で「期待とちょっぴりの不安」という複雑な心持ちで待っていたものでした(^^ゞ
ファンとしてあるまじき姿勢かもしれませんが(-_-;)、むしろ大ファンだからこそ、ヘンに不安になったりしたんだと思うんですけどねw

ところが今回に関しては「まあ、やってくれるでしょう!」と、かなりの余裕と安心感を持ってアルバムを待てましたねえ。
もうSCANDALは心配しなくても大丈夫というか(^^ゞ、ある程度完成された、一人前のアーティストとしてボクの中で見ることができてるんでしょうね。そんな変化を自覚しながら、届いたアルバムを聴いたわけですが・・・

ひと言でいえば、すごく完成度の高い、どの曲も高値安定した、期待通りの素晴らしいアルバムでした\(≧▽≦)/ 

いやあ、毎回アルバムを聴くたびに「良かった!」と言ってはいますけど、本当に良いんだから仕方ないです(´▽`)

同じ「良かった」でも、それぞれのアルバムでちょっとづつニュアンスが違うんですがw、今回のアルバムで特筆すべきは「どの曲も洗練されてて、平均点が高い」「はずれ曲がない」といったところでしょうか。とにかく、通しでアルバム聴いてて、出てくる曲出てくる曲、全てが「いいわ~」「好きやわ~」の連続なんですよねw

まさしく捨て曲一切なし! 曲調やパターンは違っても、いい曲ばっかりなんですよ(≧▽≦)

うーん、やっぱりこれだけ、どの曲もいい! と思える存在は、ボクのなかでは本当に貴重すぎますよ。チームSCANDAL、いい仕事してます。マジで。普通のアルバムは、いいと思える曲は50%もないのに・・・(あくまでボクの好みでは、ですよ)

過去のスキャちゃんのアルバムのなかにも、捨て曲がない、と思えるアルバムはありましたが、それらと比べるとより洗練されたというか、レベルが上がったというか・・・メンバーの音楽力の向上が、そのままアルバムに表れてる感がありますね。
初期はメンバーができることが限られていた分、荒々しさが際立っていたというか、それが独特の味になっていて、またいいんですけどね。「DOLL」や「スペレン」みたいな、勢いMAXでガリガリに尖った・・・というのは、あれはあれでもちろん大好きですw(むしろ一番好きかもw)

夢であった大阪城ホールを通り越えて、バンドとして成長して、一人前のアーティストとなったスキャちゃんが、「これくらいの作品は普通に(STANDARDに)提供できますよ」として発表したのがこのアルバム・・・といったところでしょうか。
ひとつの完成を迎えたSCANDALが、自分たちのSTANDARDをこのアルバムで示したのならば、ファンとしては安心して今後も付いていけますね(^.^) やっぱり最高やわ、スキャちゃん! と多くのファンが宣言するのに値する作品だと思います。

特にタイトル曲でもある「STANDARD」はいいですねえ~(´▽`)
なんといっても、メンバーで造り上げたってのは大きいですw この曲、ボクは「バンやろ」のライブで聴いてたんですが、そのときからすごく気になってたんですよ!
そのときのライブレポにも『「こういう系統の“カッコイイ”もアリやな!」と思いましたね』と書いてるんですが、この不思議な感覚のカッコよさがすごく気になっていて・・・また聴きたい、とずっと思っていたのですw それが実はメンバー曲だったというね。

なんというか、ちょっと「ヘン」なんですよね、この曲w
ボクのツボにくる曲、というのなら「メトロノーム」なんですよ、圧倒的にw なんだけど、「STANDARD」は展開も独特だし、歌詞はめちゃくちゃだしw、そのくせ楽しげだし、ギターは実はカッコイイし・・・捉えどころがないんですよね(^.^) でも、やっぱりいいのですよ、勢いあって。
今回のアルバムは洗練されてる、と上で感想書いてますけど、この曲だけは奇妙なんですよw でもパワーがある。まさに初期のスキャちゃんを想起させるのです。(あえていうと、ボクの感覚だと「PLAYBOY」とかに似たものを感じます)
それもそのはずで、メンバーが作詞作曲からアレンジまで、ほぼ全てを手掛けた「処女作品」であるというなら、この荒々しさも納得なんですよねw

こういう「ヘン」だけどカッコイイ、という曲をメンバーの力で作ったというのは、実に未来を感じさせるのですよ(´▽`)
「キレイにまとまっている」より「ヘンだけどパワーがある」の方が、将来を期待できませんか? 特にSCANDALの楽曲というならw
やっぱりですね、スキャちゃんのメンバー4人は、「ヘン」なんですよ(・∀・) いい意味で、とんでもない変人4人が集まってるのです。TOMOMI流に言い換えれば、変態といってもいいかもしれないw
その4人が、「ヘン」な曲を作る・・・ってのは、ワクワクしますよ。やっぱり(´▽`)

単純に好きというか、ツボに来るっていうならば、一番は「メトロノーム」が来ちゃいますねw いかにもSCANDALファンが好きそう、って言われてますけど、好きなものはしょうがない(^^ゞ
最初に聴いたときに「おお、カッコイイ」と思い、二度目に聴いたときには「うおお! めっちゃカッコイイやん!」と思ったというw

HARUNAの声にもろに嵌ってるんですよね(´▽`) はるちゃんロックの王道ですよw
「いけ」とか「とべ」とか、単純に叫ぶ歌詞が、こんなに合う曲があるのかっていうw めっちゃよくないですか(^.^) テンションあがりまくりですよ(≧▽≦)
苦言を呈するとすれば、こういうSCANDALロックの王道的な楽曲を、もっと一般の音楽番組とかでやって欲しいんですけどねえ~(´・ω・`) ファンの多くはこういうのにやられてるわけで、誰が聴いてもカッコイイ曲だと思うんですけど。でも、Mステなんかではやらないので、SCANDALがこういう曲を一番得意にしてる、ってのを知らない方が世間にいっぱいいると思うんですよ。
これはあまりにも勿体無い、と思うんですけどね。チームSCANDALにとっても、スキャちゃんのことを知らない方にとっても。

過去にも「BABY」やら「瞬セン」やら「QAT」やら、メッチャカッコイイのに世間に発表する場のない名曲の多いこと多いこと・・・なぜ、一番の得意技を隠しているのか、非常に不思議です。
敢えてそういう戦略をとっているのかもしれませんが・・・もっとも輝く楽曲を、メディアで発揮できないのは、ファンとしてはやっぱり哀しいですねえ。メンバー4人のめっちゃカッコイイ姿を、テレビの地上波で見せつけてあげたいものですが・・・

MAMI作曲、HARUNA作詞の「8月」もめっちゃいい曲なんですよね~! メンバーのことを歌った内容だけに、歌詞にグッときますが、曲の方もすごくいいんですよね。
メンバーの作曲作品も、初期のころは初々しさがあったんですが、この曲なんかでは見事な完成度ですよ(´▽`) 普通にめっちゃいい曲です(ヘンな言い方ですがw)

メンバー作曲というと、RINAとハジメタルさん共作の「恋のゲシュタルト崩壊」もありますが、これが予想を裏切るカッコよさ!
ハジメタルさんというと変態といいますかw、シンセ系の変化球といったイメージが強いんですけど、この曲は普通にギターロックという感じで、イントロのリフなんかもう大好物なヤツですよw

メンバー曲の仕上がりがかなりよくて、その印象が強いんですけど、「オレンジジュース」もいいですし、「Weather report」はB’zを彷彿とさせますしw、「Brand new wave」も爽やか系なのにカッコイイし、本当に聴き応えあるというか、好きだな~という楽曲目白押しなんですよね(´▽`)

DVDに入っている「SCANDAL in the house」のMVもファンならばニヤリとしてしまうの、間違いなしですしw
いやあ~、古坂大魔王さんは本物のSCANDALファンなだけあって、やっぱり違いますw 最初、楽器を持たないと聞いていたのでどうなるかと思ったんですが・・・(^^ゞ
ああいう、楽しむ曲ということでしたら、文句ナシに素晴らしい出来だと思いますねw この曲はCDで聴くより、DVDで観るべき作品じゃないでしょうか(^.^)

本当はもっと全曲しっかり語りたいくらいですがw、キリがないので・・・(^^ゞ
今年の冬は「STANDARD」リピートしまくりで、ツアー含めて愉しみたいと思いますヽ(*´∀`)ノ