金沢ミステリ倶楽部部員のミステリとの出会いについて載せます。
琴葉野彩
わたくしとミステリが最初に出会ったのはいつの頃かというと、忘れた。
が、テレビを点ければ『名探偵コナン』などが放送されていたし、『名探偵夢水清志郎ノート』のマンガ版を読んで「面白い」と感じた覚えもあるから、その辺りかもしれない。
では、明確にミステリ好きになった契機はと聞かれるなら、殊能将之『ハサミ男』を読んだ事だと答えるだろう。
何故『ハサミ男』と出会えたのかというと、忘れた。
が、当時インターネット上の書評サイトを巡るのが趣味のようなものだったから、その辺りだろう。
どんでん返しの「ど」の字も知らない頃で、推理の「す」の字さえ口にせず、真剣にボーっと読んでいた。
そして案の定、文字通りひっくり返ってしまった。
直後は何が起きたのかさえ分からず、頭には「???」が浮かび、理解した時には虜になってしまっていた。
そう。騙される快感をわたくしに教えた犯人は、殊能将之である。
また、わたくしが友達になりたい犯人第一位は、今でもハサミ男である。
琴葉野彩
わたくしとミステリが最初に出会ったのはいつの頃かというと、忘れた。
が、テレビを点ければ『名探偵コナン』などが放送されていたし、『名探偵夢水清志郎ノート』のマンガ版を読んで「面白い」と感じた覚えもあるから、その辺りかもしれない。
では、明確にミステリ好きになった契機はと聞かれるなら、殊能将之『ハサミ男』を読んだ事だと答えるだろう。
何故『ハサミ男』と出会えたのかというと、忘れた。
が、当時インターネット上の書評サイトを巡るのが趣味のようなものだったから、その辺りだろう。
どんでん返しの「ど」の字も知らない頃で、推理の「す」の字さえ口にせず、真剣にボーっと読んでいた。
そして案の定、文字通りひっくり返ってしまった。
直後は何が起きたのかさえ分からず、頭には「???」が浮かび、理解した時には虜になってしまっていた。
そう。騙される快感をわたくしに教えた犯人は、殊能将之である。
また、わたくしが友達になりたい犯人第一位は、今でもハサミ男である。