「無病息災」とは？

無病息災という言葉を私たちは何気なく使う事があります。

「病気をせず健康であること」を言うのであるが、少しぐらいの病気ならそれでも結構、と最近は考えることにしております。

「病気になっていても、健康？」それって変でしょ。と人々は思うでしょうが、少しぐらいなら病気であっても、かまわないだろう、と考えるからです。

健康増進を目的に日々を過ごす人たちがいることは知っております。
例えば、毎日ジョギングやランニングをする人たちや、様々な健康器具を買い求め、体力の増進をはかったり、健康に良いとされるサプリメントを毎日食する人たちです。
それらの物には一定の効果はあるでしょうが、それらの人たちは「健康増進」が「生活の目的」なのでしょうか？

わたくしは、「今が良ければそれで良し」と考える方なので、「健康増進を生活の目的」としてはいないつもりです。

一方、スポーツ選手には、体力や技能の向上が必要なことは言うまでもありません。
それは体力や技能の向上が彼らが行う競技において、役に立つからなのです。
スポーツ選手が目指す「健康的な生活」と、そうではない一般人が目指す「健康な生活」とは別に考えるべきだと思います。

何が何でも健康でなければならない積極的な理由はどこにあるのでしょうか。
毎日を健康的に、規則正しく過ごすことの目的を「生活の充実感」に求めるとすれば、「不健康さ」を求める人だっていても構わない事になりますね。

「一病息災」であっても一向にかまわないとは思いませんか？