ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

自動運転技術はどうなるの?

2018年01月15日 15時57分24秒 | ひまつぶし
昨今の自動車に関する技術の進化(?)には目を見張るものがあります。
追突防止のための技術は、今や当たり前のようになりつつあります。
さらに車自身がが自律的な運転をして目的地まで乗員を運ぶことさえ目前になってきています。

これは、高齢者や肢体障害者などにとっては、喜ばしいい技術なのかも知れません。

ここで少し考えたことがあります。
東京から名古屋まで自動車で移動することを考えてみましょう。
この移動に必要な時間の間に、搭乗者はその時間をどのようにして過ごしたらよいのでしょうか。
ただ単に自動運転の車の中でじっとして過ごしているのでしょうか。

読書の好きな人は、車の中でその時間を読書に宛てることが出来ます。
映画の好きな人は映画を鑑賞して過ごすこともできます。

ですが、普段から読書の習慣のない人はその暇な時間を読書をして過ごすでしょうか。
普段から映画を鑑賞する習慣のない人が、映画鑑賞をするのでしょうか。

仮にその自動車に搭乗している人が、単独者だったら退屈でしょうがないと思います。
同乗者がいたら、おしゃべりで時間をつぶすこともできますが、単独者ではそれも出来ません。

自動運転の技術は、人が行うべき仕事を機械が代行するわけですが、その余った時間の有効な使い道を考えないまま、技術だけが先行しているように思われてならないのです。




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