麦の“おかげさまで”

プチ庭のこと、パッチワーク・キルトのことや
 日々の何気ないことを綴っています。

 

カナダ旅行~⑥~ナイヤガラの滝へ

2006-05-30 | 

5日目つづき *本物のナイヤガラ?編*

大男2人に挟まれじっとしてたので
飛行機酔いしてしまったr子ちゃん
いつも元気者の彼女にしてはめずらしい。
いやー、辛かったでしょ、苦しかったでしょう
大男の陰になっていたとはいえ、
気づいてあげられずごめん、ほんとにごめんね。

今宵の夕食は待望の和食です。
おっ、ここのお刺身は角がたってるー。ん、おいしい
バンクーバーでのマグロはひどかったもんねぇ。
まるでこんにゃくみたいな刺身だった。
せっかくの和食も口にする事ができず
r子ちゃんは日本茶がおいしいとお茶だけ。

滝の見える超豪華「エンバシー・スイーツホテル」
に着いたのはとっぷり日の暮れた夜の10時

(↓HPよりお借りしました。部屋から望むナイヤガラ)


9時頃まで明るいので時間の感覚がにぶっている。
今朝、バンフのあのお城の様なホテルを発ってから
10時間も経っていた
で2時間の時刻調整があって
カナダの広さを改めて実感する。

それからTDのホッシーの後について
夜のナイヤガラの滝見物にくりだした。

虹の七色にライトアップされた滝は
ものすごーい迫力で迎えてくれた。
「わぁー、本物のナイヤガラだ~
なんてはしゃいでいるのもここまで。
4人の元気にも陰りが見えはじめるのを
まだ知らない。


6日目 *轟音、迫力の滝編*

昨夜は一睡もできなかったというn子ちゃん
今朝は元気がなくちょっと心配。
ゆうべ、ライトアップの滝見物から帰り寝たのは結局2時近く
疲れ過ぎたのかもしれない。
mちゃんも帰りのだらだら坂で
心臓バクバクと言ってたっけ。大丈夫かなぁ。


   部屋(18階)の窓から

朝、目覚め、部屋の窓から水しぶきに煙るカナダ滝が
眼下に迫るのを見て
元気のないn子ちゃんもさすがに歓声をあげる。


アメリカ滝
ナイヤガラの滝は国境をはさんで
カナダ滝とアメリカ滝に分かれる。


テーブル・ロック
悠々と流れてきた青く透き通った水が
一気に馬蹄型のカナダ滝に落ち込んでいく
じっと見ていると吸い込まれそうだ


霧の乙女号 の乙女たち (バックはアメリカ滝)
(右端の滝がブライダル・ベール滝)
滝つぼの轟音と水の勢いを間近に体感
やぁー、想像以上の迫力だったよ~


スカイロン・タワー 地上160mの展望レストラン
1時間で一周、一番上の写真はここからパチリ。


この日は一日この2階建てバスで
私たち20名だけのかわいいバスです。


こんな道を通って

次に目指すのは
ビクトリア調の古い建物が並ぶ美しい街
ナイヤガラ・オン・ザ・レイクです。
いよいよ、この旅行最後の観光地となるのね。
素敵な街並みや景色を眺めながらのドライブに
4人はしだいに元気をとりもどして来た。良かった~。



ナイヤガラ・オン・ザ・レイクのシンボルの時計塔
メインストリートの真ん中にあり街のどこからでも見え
私たちの集合場所もここだったわ。

劇場、教会、ショップなど、どの建物も可愛らしく
おとぎの国に迷い込んだみたい。
メモリーカードが満杯にになり
写真撮れなかったのが本当に残念な事でした。

この辺りはアイス・ワインでも有名な所
アイス・ワインは冬に凍った葡萄をつみ
醗酵はせて作られる高級ワイン。
うちは夫も飲まないのでお酒の知識はゼロなのね。
だから値段みてびっくりしちゃった~
ワイナリーでいろんなワインを試飲し皆んなご機嫌。
た~くさん買い込んでた人もいたよ。
どうして持ち帰るのかしら?(余計なおせわ)
私は甘口のアイス・ワインだけちょこっとね。



この街ではあと
かわいい雑貨やさんでクリスマス用の
テーブルセンターを買ったのね。
ドイツで買えなかったのがいつも頭にあって・・・
うち帰って見たら
やだ~、made in caina
あー、がっかり、私ってホント買い物下手だわ。

おみやげは外にメープルしろっぷ、チョコ、クッキー
スモーク・サーモン、なんとかサーモン、Tシャツ、
かわいい絵がらの陶板、羽の魔よけ? etc
本当にささやかな物ばかりでした。

そうそ、この旅の最後の夕食は
かわいいレストランでロブスターでした。
出てきたのを見てびっくりー。
どーんと丸々こえた(笑)のが
大きなお皿から頭としっぽがはみ出して~。
男性軍もさすがにオヨヨ~、
顔の小さなスタイル抜群のお嬢さんが
食べやすいようにさばいてくれたので
「それぇ、いけー」といただきました。
mちゃんとrちゃんは
まだ調子がわるく食べられないので
そのぶんも私めがいただいて~あぁ、美味しかった。
これだけですっかりお腹がパンパンになっちゃったー。
ごちそうさまでした。

それにしてもこちらに来てからの食事は
量の多さにいつも驚きです。
いくら日本人は小さいからって
それなりに考えてくれれば
無駄が少なくなると思いながら
結構頑張って(笑)頂きました。













カナダ旅行~⑤~カルガリー空港からナイヤガラに向かう

2006-05-30 | 

5日目 *私は危険人物?編*

さあ、今日はカナダ西部から東部へと大陸を横断し
この旅最後の観光地ナイヤガラへと向かいます。

バンフ→→カルガリー空港→→トロント空港
→ナイヤガラ→ホテル

カルガリー空港では
トロント行きの折り返し便が遅れてるという事で
又々待たされて~
待つのもこの頃になると皆だいぶ慣れたようだった。

トロントまで4時間半のフライト
昨夜もよく眠れなかったし絶好の休息時間の筈でした。
ところがこの4時間半の間に想定外のことが~ 

しばらく目をつむりジーとしていたが
眠れず トイレに。
2.3人待って私の番、出てきた男性が
ドアに手をかけ、私が入ると閉めてくれた。
おー、外人男性は女性に親切なんだぁ。

私、日頃は定期便?なんだけど
旅行となると不定期となってしまう。
きょうも今頃になって頑張っている最中に
パポー、パポーと警報音らしき音の後
男性の声で機内アナウンスが流れた。
もちろん英語なので意味が分かる筈もなく

などと勝手な解釈をし、なおも頑張る私。
トン、トン、ドアをノックの音。
<なによ~、ドアロックしてるのに~
まだ途中なんだってばぁー> (笑)
今度はドンドン激しいノック。鈍い私、
ここでやっとただならぬ気配を感じドアを開けた。

そこにはスチュワーデス2人と男性乗務員が立っていて
いきなり「]g@uw@db%&')%/.....」??????????????
そしてトイレ中を調べまくった。
 「I dont no」
ただならぬ気配に少しドキドキしてきた
頭をよぎる
ボディチェック?それはなかった。
一通りチェックが終了するとやっと無罪放免。

「あらぁ、あなただったの?
あなたね、危険人物に間違えられるとこだったのよ」
と、順番待ちしてたのが
私達のツァー仲間の明るいにぎやか女性、
どうやら一部始終見てたらしい。

わけのわからぬまま
それでも一応ホッとして席にもどると
「遅かったのでどうしたのかな、と思ってたのよ」
とnちゃんとmちゃん、
私の出来事など知らぬ風だ。
ひとしきりその話で盛り上がったことは言うまでも無い。
あの警報音は誤作動だったことがあとで知った。
親切野郎さん、ごめーん、疑ったりしてー。
あれー、あの時あわててたので
パンツがお腹の途中ででひっかかってるー(爆)

ひとりだけ座席の離れてしまったrちゃんはと
のびあがって見ると大男にはさまれて
静かにねむっているようだった。
が、じつはその時彼女は苦しみにじっと耐えていたのだ。

つづく