ピッコロビーネk&kのぶどう栽培日記

ピッコロビーネとはイタリア語で“小さなブドウ畑”
新しい栽培方法を探求し、おいしいぶどうつくりにチャレンジしてます。

10月25日 根切りに土壌改良しました。

2022-10-26 | 日記

急に寒くなり、ブドウ園も秋色になりつつあります。

今年も精いっぱい頑張ってくれました。幹もまた一段と大きくなって・・・というところで

根っこも好き放題伸び切っているところでしょう。枝は剪定するけど根は伸び放題では、地上部と地下部のバランスが崩れ、木が元気になりすぎて着色不良や糖度上昇を妨げる原因と考えています。

ぶどうさんには申し訳ないけど、根っこもこんもり持った部分に納まってくれるよう、周囲をスコップでガシガシほって根切りを行いました。

根はほっておくと土の中をどんどん伸びていきます。太い根ばかりで、栄養や水分を吸収する細根は先の方に行ってしまいます。

根切りを行って、こんもり畝の中で細根を作ることで、肥料も効果的に効いてくれると思っています。(自論ですよ)

昨年切った根からこんなに細根がびっしり生えています。

 

良い根を発生させるため、幹から2mくらいのところに溝を掘って、

バーク堆肥を入れました。

合わせて、カキガラ石灰とBMヨウリンを施用し、埋め戻して完成です。

結構な労働ですが、8本全部を半日で仕上げました。(次の日体が大変・・・・)



最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
根の剪定 (マオ)
2024-09-02 15:59:34
庭のカーポートの下が雨除けぶどう棚です。
短梢選定で波板の中に制限しています。紫苑という冬に食べられる葡萄です。さて、今年は蔓が夏でも激しく八咫のオロチの如く分岐しながら伸びています。これは狭すぎるのではないか?どうすれば良いのか?
果樹を過剰に切れば若返ってしまうのと同じ事?
蔓を纏めて縛って物置の暗い所に入れたり、老化させようとエチレン(エスレル)を散布したり、そのうち根の剪定を思いつきこのページにたどり着きました。
返信する

コメントを投稿